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全 239 件
- ウィークリー8/31–9/4約 26 分
2026/08/31–09/04 週 — S&P500 は +0.09%。動いたのは原油と円と、AI の勝者の顔ぶれだった
指数が動かない週ほど、中身は入れ替わっている。原油 +9.7%、円 +2%、11 セクター中 8 つが下落した凪の 1 週間
- マンスリー2026年8月約 22 分
2026年8月 マンスリー — S&P500 +2.62% の上昇は、最初の 5 営業日で終わっていた。利上げ確率が往復して戻ってきた月
上昇は最初の 1 週間で終わっていた。市場は同じ月のうちに「利上げは消えた」と「利上げは来る」を往復し、振り出しの近くで 8 月を終えた。
- 決算AVGO Q3 FY26約 11 分
AVGO Q3 FY26 — AI 半導体 +221% で前四半期比 +54%。それでも全社ガイダンスが 1% 足りず 2 期連続で売られた
AI は前四半期比 +54% で加速し、自社ガイダンスも上回った。それでも売られた。問われているのは事業ではなく、株価に入っている期待の高さである。
- 決算LULU Q2 FY26約 11 分
LULU Q2 FY26 — EPS も粗利益率も上振れ。だが良かった数字はどちらも関税還付でできていた
上振れた EPS も粗利益率も、剥がすと一度きりの関税還付が残った。3 度目の下方修正で、市場は「一時的な不振」という説明を採らなくなった。
- 経済指標米雇用統計 (NFP) 8月約 16 分
8月分 米雇用統計 (NFP) — +16.2 万人で予想の 3 倍。同時に 7 月の「雇用が減った」が改定で消えた
予想の 3 倍という見出しより重いのは改定のほうだった。8 月上旬の相場が織り込んだ「雇用の減少」は、後から消えた。
- デイリーDAILY · 2026 / W35約 35 分
2026/08/26 — NVIDIA の 7 連敗が止まった日。ただし止めたのは、AI ではなく原油だった
US 8/25 (火) は S&P500 7,677.28 (+0.32%)。主役は NVIDIA の 7 連敗ストップ (+2.19%) だが、反発を作ったのは AI の新材料ではなく原油の急落だった。イランの戦争プレミアム剥落で USO -4.58%、10 年債利回りは 4.64% へ 6.5bp 低下し、金利に敏感な高 PER 銘柄が買い戻された。一方 DICK'S Sporting Goods は通期 EPS 見通しを 11.00-12.00 ドルへ切り下げ -30.68% と 2023 年以来最悪。ただし本体の既存店売上は +4.9%、崩れたのは買収した Foot Locker (-3.6%) だった。消費者信頼感 89.4 は 7 か月ぶり低水準、7 月新築住宅販売は -10.5% と 1 月以来の低さ。等加重 RSP は -0.07% で、指数の上昇はメガキャップとバイオテクの 2 本柱に依存している。JST 8/26 (水) 21:30 のコア PCE と同日引け後の NVIDIA 決算が、この構図の答え合わせになる。
- 決算DKS Q2 FY26約 14 分
DKS Q2 FY26 — 本体の既存店売上は +4.9%。株価を -30% にしたのは、買った側ではなく買われた側だった
本体の既存店売上は +4.9% と好調でシェアを獲得した一方、買収した Foot Locker が通期セグメント損益を黒字 1.10-1.50 億ドルから赤字 0.40-0.80 億ドルへ約 1.9 億ドル逆回転させ、通期 EPS 見通しは 13.50-14.50 → 11.00-12.00 ドルへ。株価は -30.68% と 2023 年以来最悪の日となった。
- 決算INTU Q4 FY26約 12 分
INTU Q4 FY26 — 上振れて売られた決算。ただし「ガイダンス未達」の半分は会計定義の変更だった
第 4 四半期は売上・EPS ともに明確に上振れたが、FY2027 の売上成長を +9-10% へ減速させ時間外 -10.23%。EPS ガイダンスの「大幅未達」は Non-GAAP 定義変更 (株式報酬 5.81 ドル算入) による見かけ上のもので、真の失望は TurboTax +2-3%・Mailchimp -1〜0% という成長エンジンの失速にある。
- デイリーDAILY · 2026 / W35約 40 分
2026/08/25 — 半導体だけが売られ Dow は上げた。値上げが「悪材料」になる局面に入った
US 8/24 (月) は S&P 500 -0.28%、NASDAQ -0.76% に対し Dow が +0.26% と逆行した分裂相場。作ったのは半導体で、SMH -2.43%、Micron -5.83%。引き金は NVIDIA が AI サーバー価格を 2027 年初出荷分から 15% 超引き上げると顧客に通知したという報道だった。値上げが売り材料になったのは、理由がメモリ価格高騰というコスト側の問題だったからである。サーバー DRAM は 2026 年第 1 四半期だけで約 2 倍。同時に資金は金融 (XLF +1.29%)・生活必需品 (XLP +1.70%)・公益 (XLU +1.05%) へ移り、大型バリュー (IWD +0.40%) が大型グロース (IWF -1.10%) を上回った。低ボラティリティは高ベータを 2.9 ポイント上回っている。9 月 FOMC は利上げを約 65% 織り込む局面。JST 8/26 (水) 21:30 にコア PCE・GDP 改定値・耐久財受注が同時刻に出て、同日引け後に NVIDIA 決算が来る。
- デイリーDAILY · 2026 / W34約 28 分
2026/08/20 — 指数は +0.21%。だが動いたのは指数ではなく、市場の中身だった
US 8/19 (水) は S&P500 7,707.98 (+0.21%) と 3 営業日ぶりに反発した。だが指数の数字はこの日の実態を映していない。等加重の RSP が +1.04% と 5 倍動き、11 セクター中 9 つが上昇する一方、テクノロジーだけが -1.07% と逆行した。主役は Moderna で、Merck との個別化 mRNA がんワクチンが第 3 相で主要評価項目を達成し +176.97%、出来高は 3 か月平均の約 27 倍。Merck +12.60%、BioNTech +21.96% と、1 社の臨床結果が mRNA プラットフォーム全体の再評価へ波及した。同時に米財務省が長期国債の買い戻しを倍増すると発表し 30 年債利回りは 9bp 低下。前日まで市場を圧迫した長期金利に当局が直接介入した形である。ただし金利が下がっても CoreWeave -2.47%・Nebius -9.87% と高負債の AI 銘柄は戻らなかった。金利だけでは説明できない選別が始まっている。
- 決算TGT Q2 FY26約 12 分
TGT Q2 FY26 — EPS 2 倍の半分は関税還付。本当の朗報は客数 +3.6% だった
希薄化後 EPS 4.11 ドルは前年比 2 倍だが 1.65 ドルは IEEPA 関税の一過性還付。還付を除く 2.46 ドルが予想 2.33 ドルを上回り、既存店 +3.8%・客数 +3.6% と見出しより中身のほうが強い決算だった。
- 経済指標FOMC 議事要旨 (7/28-29 会合分)約 12 分
7月 FOMC 議事要旨 — 9-3 で据え置き。だが「多くの参加者」が利上げの必要性を認めていた
据え置きの採決は 9-3。反対 3 名は全員が利上げを主張し、議事要旨は『インフレが低下しなければ引き締めが必要』と条件を明示した。論点は利下げか据え置きかではなく、据え置きか利上げかへ移っている。
- デイリーDAILY · 2026 / W33約 14 分
2026/08/15 — 小売売上高が -0.6% と大きく崩れた日に、Russell 2000 が最高値で引けた
US 8/14 (金) は消費関連の 2 指標が同時に崩れた日だった。7 月 小売売上高は前月比 -0.6% (予想 +0.1%)、8 月 ミシガン大 消費者信頼感 (速報) は 51.0 (予想 54.5、前月 55.2)。それにもかかわらず株式の下げは限定的で、S&P500 7,785.76 (-0.17%)、NASDAQ 26,729.16 (-0.28%)、Dow 53,732.41 (-0.20%)。むしろ Russell 2000 は 3,068.42 (+0.51%) と上昇し、最高値で引けている。消費が崩れた日に小型株が最高値を取った理由は、Warsh 体制下の Fed が「据え置きか利上げか」を議論しているためで、弱い指標が利上げ回避として買われる倒錯した構図にある。ただし 10 年債利回りは 4.696% (+3.6bp)、30 年債は 5.265% (+5.4bp) と上昇しており、市場は利上げ観測の後退だけを買って長期金利の上昇を無視した形である。この矛盾は 3 営業日後に清算されることになる。Applied Materials は全項目が予想超えでも -5.35%。
- デイリーDAILY · 2026 / W34約 14 分
2026/08/18 — 原油が 90 ドルに乗り、長期金利の上昇が日本・ドイツ・フランスで同時に起きた
US 8/17 (月) は S&P500 7,745.06 (-0.52%) と 3 営業日続落した。Dow 53,459.78 (-0.51%)、NASDAQ 26,644.91 (-0.32%)、Russell 2000 3,057.54 (-0.35%)。VIX は 15.19 (+6.60%) へ上昇している。下げの主因は原油と債券の 2 つで、どちらも米国の外に起点がある。原油は Brent が 90.87 ドルと 90 ドルの大台へ乗せた。Trump 大統領が米・イラン戦争について『近く終わるとは思わない』と発言し、和平交渉の停滞が意識された。債券では 30 年債利回りが 5.309% と 2007 年以来の高水準まで上昇したが、これは米国単独の現象ではない。日本の 10 年債が 30 年ぶり、ドイツの 30 年債が 2011 年以来、フランスの 30 年債が 2008 年金融危機前以来の水準へと、主要国の長期ゾーンが揃って売られている。財政事情の異なる複数国で同時に長期金利だけが上がるとき、原因は個別国の事情ではなく世界的な長期資金の不足である。前週末に株式が無視した長期金利の問題が、ここから本格化した。
- デイリーDAILY · 2026 / W34約 22 分
2026/08/19 — 半導体が崩れた日、下落率を決めたのは AI との距離ではなく借金の量だった
US 8/18 (火) は S&P500 7,691.76 (-0.69%) と 4 営業日続落。半導体が総崩れとなり SOXX -4.96%、Micron -7.02%、ARM -6.67% と下げたが、原因は決算でも AI 需要の減速でもなかった。30 年債利回りが日中 5.33% と 2007 年以来の高水準を付け、借入コストの上昇が資本集約型の銘柄を直撃した形である。証拠は下落率の並びにある。実質無借金の NVIDIA は -2.34% にとどまり、長期負債 300 億ドルの CoreWeave は -12.10% と 5 倍以上下げた。同じ AI テーマでも借金の量が下落率を決めている。背景は AI 関連の社債発行が 7 月までで 2,440 億ドルと前年通年の 2 倍を超えたことで、Bank of America は長期国債の需要を押しのけていると指摘する。一方でヘルスケア +1.60%・エネルギー +1.76% が上昇し、VIX も 15.84 と低位。これは投げ売りではなく資金の配置換えである。7 月 住宅着工は 123.9 万戸 (-12.4%) と予想割れし、需要側の弱さは 3 指標で揃った。
- ウィークリーW33 (8/10–14)約 15 分
2026/08/10–14 週 (W33) — 消費が崩れ、原油が +7.67% で勝った週。S&P500 は 3 週連続高で終えたが中身は入れ替わっていた
消費が崩れ、原油が勝ち、小型株が最高値を取った週。だれも見なかった 30 年債の +5.4bp が、翌週の答えだった。
- 経済指標ミシガン大 消費者信頼感指数 (University of Michigan Consumer Sentiment) 8月速報約 14 分
8月分 ミシガン大 消費者信頼感 (速報) — 51.0 へ急落。だが下がったのは『自分の家計』ではなく『国の景気』だった
51.0 は記録的な低さだが過去最低ではない。悲観したのは「自分の家計」ではなく「国の景気」だった。
- 経済指標小売売上高 (Retail Sales) 7月約 12 分
7月分 小売売上高 (Retail Sales) — 前月比 -0.6% で 9 か月ぶりの減少。ただし自動車・ガソリンを除くと統計的に有意ではない
見出しは -0.6% で 9 か月ぶりの減少。だが除外を進めるほど「減ったとは言い切れない」統計になる。
- 経済指標住宅着工件数 (Housing Starts) 7月約 14 分
7月分 住宅着工件数 (Housing Starts) — 年率 123.9 万戸で前月比 -12.4%。だが同時に建設許可は +5.0% と増えている
着工は 12.4% 減、許可は 5.0% 増。builder は「造るのを止めた」のではなく「造る順番を待っている」。
- デイリーDAILY · 2026 / W33約 16 分
2026/08/11 — 指数はほぼ動かず、中身は総入れ替え。エネルギー +4.66% と半導体 -2.28% は同じ材料ではない
US 8/10 (月) は 3 指数が -0.06% 〜 -0.32% とほぼ動かない一方、セクター内部は総入れ替えだった。エネルギー +4.66% が首位、半導体 (SMH) -2.28% が最下位で、その差は約 7pt。エネルギーはホルムズ海峡の再開交渉が決裂方向へ傾き原油が +5.05% ($82.13) と急騰したことによる。一方の半導体は原油とは無関係で、NVIDIA が Apollo・BlackRock 等 6 社と組んで $5,000 億超の AI コンピュート融資プラットフォームを設立すると発表したことがベンダーファイナンス懸念として受け止められ、さらに Intel が上場以来初の公募増資 $150 億を発表して希薄化が嫌気された。同じ日に別々の材料が偶然逆符号で走った構図で、単一のセクターローテーションではない。
- デイリーDAILY · 2026 / W33約 16 分
2026/08/12 — CPI 前日に「もう 1 回の利上げが要る」と地区連銀総裁が言った。Alphabet -3.6% は決算ではなく借金で売られた
US 8/11 (火) は 3 指数が 3 日続けて小幅安。翌日の 7 月 CPI を控えた調整に加え、クリーブランド連銀ハマック総裁の「1 回以上の利上げが必要になり得る」という発言が 9 月利上げ観測を押し戻し、債券は全年限で利回りが上昇した (10Y 4.68%・30Y 5.24%)。個別では Alphabet が約 -3.6% と目立ったが、原因は決算ではなく資金調達である。2026 年の設備投資見通しを $1,950-2,050 億へ引き上げ、四半期の設備投資が前年比倍増の $449 億に達する中、$250 億のシニア債発行を完了させたことでレバレッジ拡大が嫌気された。一方 Russell 2000 は +0.32% とプラスで、売りは大型ハイテクに限定されている。引け後には CoreWeave が売上前年比倍増・Meta と $210 億の追加契約を発表し、時間外で +14% と切り返した。
- デイリーDAILY · 2026 / W33約 16 分
2026/08/13 — CPI が 4 項目すべて予想と一致した。誰も驚かない指標の日に、相場を動かしたのは AI 決算の実数字だった
US 8/12 (水) は 4 日ぶりの反発。注目の 7 月 CPI は総合が前月比 +0.1%・前年比 3.4%、コアが +0.2%・2.5% と 4 項目すべてがコンセンサスと完全一致し、サプライズが消えた。コア前年比 2.5% は 5 か月ぶりの低さで 2 か月連続の鈍化。9 月 FOMC の据え置き確率は約 55% へ上昇した。相場を実際に動かしたのは AI インフラ決算で、Nebius +34.14% (売上 +454%)・CoreWeave +19.28%・Super Micro +19.02%・Lumentum +13.63% が揃って二桁高。前 3 営業日の「AI 投資の資金繰り懸念」を、需要側の実数字が打ち消した形である。半導体 (SMH) +2.08%、VIX -4.78% の 14.55。ただし Dow だけは -0.04% とマイナスで、ホルムズ海峡の地政学を景気敏感側が織り込み続けた。
- デイリーDAILY · 2026 / W33約 21 分
2026/08/14 — PPI が横ばいで CPI を追認し、S&P500 は初の 7,800 超え。同じ日に Cisco が全項目上振れで -9.1% になった
US 8/13 (木) は S&P500 が 7,798.99 (+0.65%) と初めて 7,800 を突破し、NASDAQ 100 は +1.15% と大幅高。一方 Dow は +0.13% の小幅高にとどまり指数間の格差が続いた。牽引役は 7 月 PPI で、前月比 0.0% (予想 +0.2%)・前年比 4.7% (前月 5.5%) とインフレ鈍化を明示し、前日の CPI と符号が揃った。2 つの独立指標で確認されたことで 10 年債利回りは 4.64% (-4.6bp) へ低下し、デュレーションの長い成長株が買われている。Micron は AI メモリ需要で +5.40%、Intel +3.80%、Palantir +4.45%。だが同じ日に Cisco が -9.10% と急落した。決算は 5 項目すべてが予想超えだったにもかかわらずである。粗利益率の低下と『ガイダンスが保守的すぎる』という評価が理由で、期待値との戦いの教材になる 1 日だった。
- ウィークリーW32 (8/3–7)約 24 分
2026/08/03–07 週 (W32) — 雇用が -2.3 万人と減少した週に NASDAQ が +5.19%。9 月利上げ確率 67% → 44.4% が全てを動かした
雇用が減った週に株が最も上がった。景気の弱さが利上げ観測を削り、それを株も金も同じ符号で買った 5 営業日。
- 決算CRWV Q2 FY26約 14 分
CoreWeave Q2 FY26 — 売上 +112% と受注残 $1,042 億で株価 +19%。だが GAAP では営業赤字に転落し、支払利息は売上の 4 分の 1 に達した
需要は本物、受注残は $1,042 億。だが GAAP は営業赤字、支払利息は売上の 4 分の 1。成長の代金を借金で払っている。
- 決算SMCI Q4 FY26約 10 分
Super Micro Q4 FY26 — 売上は未達なのに粗利益率が 9.9% から 17.5% へ倍増。だが会社は次の四半期に 10% 台前半への正常化を見込む
売上未達でも粗利益率が倍増して +19%。ただし会社自身が次の四半期に 10% 台前半へ戻ると言っている。
- 決算CSCO Q4 FY26約 8 分
Cisco Q4 FY26 — 売上・EPS・今期・通期ガイダンスの 6 項目すべてが上振れ、それでも -9.10%
6 項目すべて予想超えで -9.1%。「良い決算」は絶対値ではなく期待との差で決まることを示した教材。
- 決算NBIS Q2 FY26約 9 分
Nebius Q2 FY26 — 売上 +454% で EBITDA が黒字転換、株価 +34%。だが四半期の設備投資は売上の約 10 倍だった
売上 +454% と EBITDA 黒字転換は本物。ただし同じ四半期に売上の約 10 倍を設備投資に投じている。
- 決算AMAT Q3 FY26約 11 分
Applied Materials Q3 FY26 — 売上・EPS・利益率がすべて過去最高。Q4 は初の $100 億超ガイダンス。それでも時間外で売られた
過去最高の実績と初の四半期 $100 億ガイダンス。それでも高値から -27% の調整局面では売られた、期待値相場の典型。
- 経済指標米雇用統計 (NFP) 7月約 9 分
7月分 米雇用統計 (NFP) — 雇用者数が -2.3 万人と減少、過去 2 か月も -10.3 万人の下方改定。失業率 4.1% の低下は改善ではない
雇用が減った。だが株は上がった。利上げ局面では「弱い雇用 = 利上げが遠のく」として買われる。
- 経済指標消費者物価指数 (CPI) 7月約 8 分
7月分 消費者物価指数 (CPI) — 4 項目すべてが予想と完全一致。コア 2.5% は 5 か月ぶりの低さで 2 か月連続の鈍化
4 項目すべて予想通り。サプライズがゼロの指標は、重要でも相場を動かさない。
- 経済指標生産者物価指数 (PPI) 7月約 9 分
7月分 生産者物価指数 (PPI) — 前月比 0.0% で予想を下回り、前年比は 5.5% → 4.7% へ大きく減速。CPI と符号が揃った
1 つの指標は点、2 つ揃えば線。CPI と PPI が同じ方向を指し、市場は初めて確信した。
- マーケット インサイトQ2 2026約 17 分
S&P500 決算スコアカード — Q2 終盤、ブレンド EPS +50.4% は 2021 年以来最高。中盤に『Alphabet を除けば』と書いた話は、Amazon が加わって 2 社の物語になった
ブレンド EPS +50.4% は 2021 年以来最高。だが Alphabet と Amazon の評価益を除くと +32.0% — 一過性要因は薄まらず倍になった
- デイリーDAILY · 2026 / W32約 34 分
2026/08/06 — ダウ最高値の上げ幅の 79% を 3 銘柄が作った。同じ日に金が +4.14% 急騰し、株と貴金属が同じニュースを別の言語で読んだ
US 8/5 (水) は Dow +0.49% (54,349.12) で 3 日連続の最高値更新も、S&P500 -0.17%・NASDAQ -0.83% と指数が分裂した。ダウの上げ幅 263pt のうち 79% は Amgen・Goldman Sachs・Nvidia の 3 銘柄が作ったもので、値上がり銘柄数は NYSE・NASDAQ ともに負け越し。ADP 雇用 +4.4 万人 (予想 +7.0 万人) は 6 か月ぶりの低水準、ISM 非製造業の雇用は 47.4% へ縮小転落し、労働市場の減速が独立 2 指標で確認された。それでも株はホルムズ再開を材料に上を向き、金は +4.14% と急騰。和平が本物なら金は売られるはずで、株と貴金属が同じニュースを逆に読んでいる。SpaceX は設備投資 $183.7 億が嫌気され -13.61%、AI 部門の設備投資は 1 年で 21 倍になった。
- 決算SPCX Q2 FY26約 20 分
SPCX Q2 FY26 — 売上 +92% で全 3 部門が加速、それでも -13.6%。上場後初決算を沈めたのは設備投資 $183.7 億という 1 行だった
売上 +92%・AI 部門 +247%・EBITDA +191% と数字は全方位で上振れ。それでも設備投資 $183.7 億と「次の 2 四半期も同水準」の一言で -13.6%。上場後初決算は、成長率ではなく資本強度で採点された。
- 経済指標ADP 全米雇用報告 (ADP National Employment Report) 7月約 21 分
7月分 ADP 全米雇用報告 — 民間雇用 +4.4 万人で 6 か月ぶりの低水準。増加分の 8 割を教育・医療 1 業種が占めた
民間雇用 +4.4 万人は 6 か月ぶりの低水準。だが増加分の 82% が教育・医療の一本足で、景気敏感業種は既にマイナス。転職者賃金 +7.0% への加速が「減速だが賃金は下がらない」構図を作った。
- 経済指標ISM 非製造業景気指数 (ISM Services PMI) 7月約 18 分
7月分 ISM 非製造業景気指数 — 事業活動 59.1% へ加速する裏で雇用が 47.4% へ転落。製造業と雇用の符号が 33 か月ぶりに逆転した
総合 54.1% は 25 か月連続の拡大圏だが、事業活動 +3.7pt と雇用 -3.8pt がほぼ同幅で逆方向に動いた。仕事量は増えているのに人を採っていない。仕入価格 70.3% が FRB の手を縛る。
- デイリーDAILY · 2026 / W32約 33 分
2026/08/05 — ダウ初の 54,000 超で半導体が全面高。同じホルムズ再開ニュースが AI 電力を売らせ、AMD は三点上振れでも時間外 -8.8%
US 8/4 (火) は S&P500 +1.79% (7,736.52) で約 2 か月ぶりの最高値、ダウ +1.71% (54,085.88) は初の 54,000 超。主役は半導体で SMH +5.55%、ARM +17.36%、SMCI +10.65%。前日決算の PLTR は +29.45% と 2 年超ぶりの上昇率だった。一方 Vistra -8.15%、Constellation -2.36% と独立系発電は逆行安。ホルムズ海峡の再開期待が原油と国際 LNG を押し下げ、AI 半導体には追い風・AI 電力には逆風という逆符号の作用を生んだ。引け後の AMD は売上・EPS・Q3 見通しの三点すべてで上振れながら時間外 -8.8%。売られた理由は数字の未達ではなく Helios の売上寄与が数量化されなかったことで、期待値と実績ではなく期待値と期待値の差で売られた。SpaceX 初決算も売上 +92% ながら設備投資 $184 億で時間外 -7% 程度。
- 決算AMD Q2 FY26約 18 分
AMD Q2 FY26 — 売上 +50%・データセンター +107% の三点上振れで時間外 -8.8%。市場が求めたのは Helios の数字だった
売上・EPS・Q3 見通しの三点で上振れ、データセンターは +107% で初の 2 倍超。それでも時間外 -8.8%。市場が求めたのは上振れではなく Helios の数字だった。
- 経済指標雇用動態調査 (JOLTS) 6月約 13 分
6月分 雇用動態調査 (JOLTS) — 求人 736 万件で予想割れ、それでも求人倍率は 1.04 へ改善した捻れ
求人 736 万件は予想割れで 5 月も下方修正だが、自発的離職は 1 年ぶり高水準・求人倍率は 1.04 へ改善。タカ派・ハト派どちらの論拠も供給し、9 月利上げの織り込みは崩れなかった。
- デイリーDAILY · 2026 / W32約 34 分
2026/08/04 — 原油 -6% が呼び込んだ全面高でダウが最高値。Amazon が時価総額 3 兆ドル突破、Palantir は米国商業 +149% で時間外 +15%
US 8/3 (月) は S&P500 +1.48% (7,600.50)・NASDAQ +2.13% (25,913.90)・ダウ +1.32% (53,178.41) でダウが最高値更新。起点は対イラン攻撃中止と交渉再開表明による WTI 原油の 6% 前後の急落で、インフレ期待後退から 10 年債利回りが 4.69% へ低下し、割引率低下がメガキャップ テックを押し上げた。Amazon +4.6% で時価総額 3 兆ドル初突破、Meta +6.2%、Microsoft +5.5%。同日の 7 月 ISM 製造業 PMI は 55.6 (予想 54.0) と 4 年 2 か月ぶりの高水準で雇用が 33 か月ぶり拡大圏、ただし仕入価格 71.1 は 22 か月連続 70 超。ラッセル 2000 も +1.70% と追随し、7 月の『メガキャップだけ』構図から離れた広い上昇だった。引け後 Palantir が米国商業 +149% で時間外 +14.97%。
- 決算PLTR Q2 FY26約 17 分
PLTR Q2 FY26 — 米国商業 +149% で加速の12四半期目。通期見通しを $8.15B へ 6.5% 上方修正し時間外 +14.97%
米国商業 +149%・NDR 157% で加速の12四半期目。通期見通しを 6.5% 上方修正し時間外 +14.97% だが、株価は 52 週高値からなお 3 割下という評価の巻き戻し局面にある。
- 経済指標ISM 製造業 PMI (7月)約 23 分
7月分 ISM 製造業 PMI — 55.6 で4年2か月ぶり高水準。雇用が33か月ぶりに拡大圏へ戻り、仕入価格 71.1 は22か月連続70超
ISM 製造業 PMI 7月分は 55.6 (予想 54.0 を上回り 2022/5 以来の高水準)。雇用が 33 か月ぶりに拡大圏へ戻る一方、仕入価格は 22 か月連続 70 超。景気の強さそのものが 9 月利上げ論の燃料になる、株には素直に喜べないタカ派サプライズ。
- デイリーDAILY · 2026 / W31約 22 分
2026/07/30 — Microsoft +15.5% が米企業史上最大の1日時価総額増 (約 $450B)、ナスダック +2.78% で FOMC ショックを全戻し。半導体 SOX +8.19% 急反発の裏で Meta -7.95%
US 7/30 (木) は S&P500 +1.66% (7,437.63)・NASDAQ +2.78% (25,122.18)・ダウ +1.19% (52,208.06) と前日の年初来最悪の全面安から全戻し。主役は Microsoft で、Azure 43% 再加速を受け +15.51% ($451.10)、1日の時価総額増加は約 $450B と米企業史上最大 (従来記録は NVIDIA の $441B)。6日続落だった半導体は SOX +8.19% と急反発、メモリ高騰の恩恵で Micron が +15〜18%。一方 Meta は CapEx 増額と EPS 13.8% ミスで -7.95%、通信サービス (XLC) を -2.68% に沈めた。VIX は 17.09 へ -17.28%。ただし上昇は XLK +5.50% のテック一極で、5セクターが下落する幅の狭いラリー。Q2 GDP 速報 +1.5% (予想 +2.1〜2.3%) の下振れは決算カタリストに上書きされた。
- デイリーDAILY · 2026 / W31約 24 分
2026/07/31 — Amazon +15.32% (2012年以来最大) と Apple -7.35% がダウで綱引き。7月は S&P500 -0.13% でも半導体 SOX -20.61%、Microsoft +24.58% と分裂したまま決着
US 7/31 (金) は S&P500 +0.70% (7,489.72)・NASDAQ +1.00% (25,373.85)・ダウ +0.53% (52,485.03) で7月最終営業日を終え、S&P500 は3週ぶりの上昇週 (+1.05%)。主役は前日引け後の決算2社で、AWS +36.7% の Amazon が +15.32% ($271.58) と2012年以来最大の上昇、メモリ高騰で9月期ガイダンスを下げた Apple が -7.35% ($308.91)。ダウでは Amazon が約 +208pt、Apple が約 -188pt でほぼ相殺。ラッセル2000 は -0.50% と逆行安。6月 PCE は前年 +3.7%・コア +3.3% と鈍化。7月月間は S&P500 -0.13%・ダウ +0.32% (4か月連続上昇) の横ばい圏だが、内側は半導体 SOX -20.61% vs Microsoft +24.58% と真っ二つに割れた。
- ウィークリーW31 (7/27–31)約 26 分
2026/07/27–31 週 (W31) — FOMC タカ派据え置き (9対3) とメガキャップ4社決算の最大の山場を通過。Microsoft +21.8% / Amazon +17.0% と Apple -7.2% / Meta -6.5% に真っ二つ
AI 投資の『収益化を証明できたか』で巨大テックが真っ二つに割れた週。指数は +1.05% でも、内部では 25pt 超の格差がついた。
- デイリーDAILY · 2026 / W31約 28 分
2026/07/29 — FOMC タカ派据え置き (9対3) + 原油ショックでダウ -1,153pt、年初来最悪の全面安。30年債 5.21% は2007年来。引け後 MSFT +8% / META -9.6% で明暗
US 7/29 (水) は S&P500 -1.52% (7,316.15)・NASDAQ -1.74% (24,442.94)・ダウ -2.19% (51,594.14、-1,153pt)。FOMC は FF金利 3.50-3.75% 据え置き (9対3) だが 3 地方連銀総裁が利上げを主張して反対、Warsh はフォワードガイダンス排除下でタカ派レトリック。債券市場は『対応が後手』と読み 30年債利回りが 5.21% (2007年来高値)・10年債 4.67%。Trump の『イランを叩く』発言で原油 +6.6% 急騰がインフレ再燃連想を煽り下げを増幅した。VIX は 20.66 へ +13%、半導体は 6 日続落。引け後は Microsoft (Azure 43% 再加速で時間外 +8%・$4 兆回復) と Meta (EPS ミス + CapEx 膨張で時間外 -9.6%) が明暗を分け、『AI 収益化を証明した側と投資先行で審判された側』の分岐が鮮明化。焦点は JST 7/31 (金) 21:30 の 6月コア PCE へ。
- 決算AAPL Q3 FY26約 15 分
AAPL Q3 FY26 — 過去最強の6月期 (売上 +16% / EPS +29%) で世界一を奪還した3日後に -7.35%。メモリ『100年に一度の洪水』が9月期ガイダンスを削った
6月期として過去最強の決算 (売上 +16% / EPS +29%) で3日前に時価総額世界一を奪還した直後、メモリ『100年に一度の洪水』による9月期ガイダンス下振れと中華圏・サービスの未達で翌日 -7.35%。CapEx を抑えてきた Apple が、部材コスト側から AI ブームの請求書を受け取った。
- 決算AMZN Q2 FY26約 11 分
AMZN Q2 FY26 — AWS が +36.7% と18四半期ぶり最速、利益率 39.4% (+650bp)。CapEx を $220B へ増額しても +15.32% と2012年以来最大の上昇
AWS が +36.7% と18四半期ぶり最速、営業利益率 39.4% (+650bp) で全社営業利益の6割を稼ぐ構造に。CapEx を $220B へ増額しても +15.32% と2012年以来最大の上昇 — 市場の評価軸が『CapEx の額』から『収益への変換効率』へ移った決算。
- デイリーDAILY · 2026 / W31約 25 分
2026/07/28 — ダウ +537pt で最高値追い、Apple が一時 $5 兆。だが半導体は 5 日続落で総崩れ、資金は AI から全方位へ逃げた。今夜 FOMC
US 7/28 (火) は S&P500 +0.21% (7,428.78)・ナスダック -0.22% (24,876.91)・ダウ +1.03% (52,747.32)。Coca-Cola・Sherwin-Williams ら好決算と原油安でダウが +537pt の最高値追い、Apple は一時 $5 兆の時価総額に到達 (史上初)。だが半導体は 5 日続落で総崩れ (AMD -8.2%・Micron -8.9%・Corning -20%・SMH -3.45%)。中国競争激化と需給懸念が直撃した。資金は AI・半導体からヘルスケア (+2.4%)・生活必需品 (+2.0%)・素材へ全方位に逃げ、equal weight (RSP +1.17%) が指数を上回る物色の広がりが続いた。消費者信頼感は 90.8 と予想割れで 3 ヶ月連続悪化。すべては JST 7/30 (木) 03:00 の FOMC + メガキャップ 4 社決算待ちの様子見。
- 決算KO Q2 FY26約 16 分
Coca-Cola Q2 FY26 — 数量 17 年ぶり級の +5%・World Cup 追い風で調整後 EPS $0.97 が予想超え、通期を二重上方修正のクリーンビート。株価 +5% で史上最高値もバリュエーションは織り込み済み
数量 17 年ぶり級の +5%・World Cup 追い風で調整後 EPS $0.97 が予想超え、通期を二重上方修正のクリーンビート。株価 +5% で史上最高値もバリュエーションは織り込み済みで、翌日 HSBC が格下げ。総合判断: 強気 (バリュエーションは中立)。
- 決算META Q2 FY26約 13 分
META Q2 FY26 — 増収 28%・広告堅調でも EPS ミス + CapEx 下限引き上げ + 2027 年『著しく増える』で時間外 -9.6%。AI 投資が収益化に先行する審判
増収 28%・売上上振れも、EPS ミス + 2026 年 CapEx 下限引き上げ + 2027 年『著しく増える』示唆で時間外 -9.6%。AI 収益化より投資が先行する今シーズンの力学を象徴し、同日の MSFT (+8%) と明暗を分けた。
- 決算MSFT Q4 FY26約 12 分
MSFT Q4 FY26 — Azure が 40%→43% へ再加速、Q1 に 45% ガイド。CapEx 急増を『需要が供給を上回り即収益化』で正当化し時間外 +8%・$4 兆回復
Azure が 40%→43% へ再加速し翌 Q1 に 45% ガイド。CapEx 急増を『需要が供給を上回り即収益化』で正当化し、増収 + AI 収益化を証明して時間外 +8%・$4 兆時価総額を回復。Alphabet/Tesla が売られた同シーズンで『証明した側』に立った。
- 経済指標FOMC (Warsh 体制 2 回目) 7月 + メガキャップ 4 社決算 プレビュー約 24 分
7月 FOMC 結果 — FF金利 3.50-3.75% 据え置き (9対3)。地方連銀 3 総裁が『利上げ』反対、Warsh『ソフトなインフレ目標は無い』。30年債 5.21% で 2007 年来高値、株は年初来最悪の全面安
7月 FOMC は FF金利 3.50-3.75% を 5 会合連続据え置き (9対3)。地方連銀 3 総裁が 25bp 利上げを主張して反対、Warsh はフォワードガイダンス排除下で『ソフトなインフレ目標は無い』とタカ派。長期債が急騰 (30年債 5.21%・2007年来高値) し株は年初来最悪の全面安。事実上のタカ派メッセージ入り据え置き。
- 政府ウォッチUSTR約 10 分
[通商] USTR — 強制労働 Section 301 関税が 60 経済圏に発効、IEEPA 判決後の『三度目の乗り換え』
IEEPA → Section 122 → Section 301。関税の法的根拠が三度乗り換わり、『一時リスク』が『構造コスト』に据わった
- 銘柄分析TSLA約 15 分
TSLA — EV メーカーの実力は BYD に並ばれ利益も痩せる一方、株価は未実装の AI オプションに賭けている
何で稼ぐ会社か = EV・エネルギー貯蔵・FSD の 3 本柱だが、株価は Robotaxi・Optimus という未実装の AI オプションに賭けている。最大の論点は『自動車の実力劣化 (BYD に並ばれ利益 -57%) を、AI オプションが正当化できるか』。答え合わせは規制クレジット後の粗利率と Robotaxi のスケール実績。
- デイリーDAILY · 2026 / W31約 30 分
2026/07/27 — 原油 -8.7% で指数は分裂、ダウ最高値追いも半導体は中国装置ショックで連鎖安。明日から FOMC + メガキャップ決算という最大の山場
US 7/27 (月) は S&P500 +0.02% (7,413.18)・ナスダック -0.18% (24,932.08)・ダウ +0.51% (52,210.08)。イランの攻撃休止で中東緊張が緩み原油 (WTI) が -8.7% と急落、ダウを押し上げた一方、NVIDIA が -4.99% (中国が半導体製造装置を量産との報道) でナスダックを下げ、指数は方向感なく分裂した。中身は生活必需品 +1.46%・金融 +1.01% が買われエネルギー -2.11%・半導体 (SMH) -2.25% が売られる明確なローテーションで、equal weight (RSP +0.75%) は指数を上回った。Apple が NVIDIA を抜き時価総額トップに返り咲き。7/16 TSMC → 7/23 Tesla/Alphabet 暴落で頂点に達した『AI は成長より収益性』への転換が続くなか、市場は JST 7/30 (木) 早朝 FOMC (利上げ確率 36%) と MSFT・Meta・Apple・Amazon 決算を待つ様子見だった。ダラス連銀製造業は +1.3 と予想 -12 を大きく上回り 15 ヶ月ぶりの拡大圏。
- マンスリー2026年7月約 26 分
2026年7月 マンスリー (確報) — S&P500 -0.13% は2014年以来11年ぶりの『7月下落』。指数は横ばいでも Microsoft +24.6% と Tesla -26.0% が同居し、AI 投資の収益化を証明できたかで真っ二つに割れた月
指数は横ばいでも、AI 投資の収益化を証明できたかで銘柄が 50pt 超に割れた月。「Mag7」という括りが機能しなくなった。
- 決算GOOGL Q2 FY26約 13 分
Alphabet Q2 FY26 — 売上 +24%・クラウド +82% の好決算でも、2026 CapEx を $205B へ増額し FCF が上場来初のマイナスで -7.1%
売上 +24%・Google Cloud +82% と絶好調でも、2026 CapEx を $195-205B へ増額し「2027 さらに大幅増」と示唆、Q2 FCF が上場来初のマイナス ($-5.9B) に転落して翌 7/23 に -7.1% (2025 年 2 月以来最悪の決算反応)。目標株価は下げつつ格付けは強気維持。
- 決算TSLA Q2 FY26約 14 分
Tesla Q2 FY26 — 売上は過去最高でも EPS 4 割ミス。CapEx +142%・FCF マイナス転落で約 1 年ぶり最悪の -14.5%
売上は過去最高 $28.2B (+26%) でビートも、調整後 EPS $0.33 は予想 ($0.53) を約 4 割下回る大幅ミス。CapEx +142%・FCF マイナス転落で『AI 投資に見返りを要求する』市場を直撃し、翌日 -14.5% と約 1 年ぶり最悪の決算反応。目標株価は $130〜$600 と評価が極端に分裂。
- マーケット インサイトQ2 2026約 13 分
S&P500 決算スコアカード — Q2 中盤、ブレンド EPS +37.9% は 2021 以来最高。だがその正体は Alphabet 1 社の $99B 評価益で、除けば +25.9%
ブレンド EPS +37.9% は 2021 以来最高だが、その正体は Alphabet の $99B 評価益 — 除けば +25.9%。ビート率 86% でも株は売られる非対称相場
- ウィークリーW30 (7/20–24)約 19 分
2026/07/20–24 週 (W30) — Tesla・Alphabet 決算ショックで Mag7 が 1 日 $800B 消失、指数は 2 週連続下落。物色は不動産・金融へ
好決算でも AI CapEx で売られる第 3 波。Tesla・Alphabet が Mag7 を沈め、物色は AI の外側へ。
- デイリーDAILY · 2026 / W29約 27 分
2026/07/16 — TSMC が記録的決算でも設備投資ショックで売られ半導体連鎖安、指数は下げても中身は 75% 上昇
US 7/16 (木) は S&P500 -0.51% (7,533.77)・ナスダック -1.47% (25,881.95)・ダウ -0.20% (52,552.97)。震源は TSMC で、純利益 +77% の記録的決算を出しながら 2026 通期設備投資を $52-56B → $60-64B へ電撃上方修正し『良い決算でも売られる』第 2 波が発生。Micron -6.6%・AMD -3.6%・NVIDIA -2.8% と半導体が連鎖安し、フィラデルフィア半導体指数 (SOX) は 6 月ピークから -20% 超の弱気圏入り。Alphabet も Gemini 3.5 Pro 遅延報道で -4.4%。隠れた主役は『指数は下げたが構成銘柄の約 75% は上昇』の内部乖離で、資金は AI 半導体からヘルスケア・金融・防御へ横移動。UNH は医療費率 89.4%→86.7% の反転で決算ビート、逆行高でダウを下支えした。
- 決算TSM Q2 FY26約 14 分
TSMC Q2 FY26 — 純利益 +77% の記録的増益でも「設備投資 $60-64B ショック」で売られた AI 覇者
TSMC Q2 FY26 は純利益 +77% YoY・ADR EPS $4.31 と予想比 +13% の記録的ビート、粗利益率 67.7%。だが設備投資を $52-56B→$60-64B へ電撃上方修正し、2nm ランプの粗利益率希薄化 (通期 3-4pp) と FCF 圧迫を嫌気して ADR はプレマーケット -4.6% → 引け -2.32% で 6 連敗。アナリストは逆に目標株価を引き上げ強気。
- 決算UNH Q2 FY26約 13 分
UnitedHealth Q2 FY26 — 医療費率 89.4%→86.7% の反転で EPS 予想比 +30%、半導体安の中で逆行高
UNH Q2 FY26 は調整後 EPS $6.38 と予想を約 30% 上振れ。最重要 KPI の医療費率 (MCR) が 89.4%→86.7% へ 2.7pt 反転し、通期見通しを 2026 年で 2 度目の上方修正 ($19.50-20.00)。半導体安の中で時間外 +7.6% → 引け +4% の逆行高でダウを下支えした。
- 経済指標小売売上高 (Retail Sales) 6月約 8 分
6月分 小売売上高 (Retail Sales) — ヘッドライン +0.2% でガソリン安が主因、コントロールグループ +0.5% と底流は底堅い
6 月小売は前月比 +0.2% と予想を小幅下回るも、ガソリン安が主因でコントロールグループ +0.5% と底流は底堅い。失業保険 208k との合わせ技で金利・ドル上昇、7 月末 FOMC の利上げ論を後退させる Mixed な結果。
- デイリーDAILY · 2026 / W29約 27 分
2026/07/13 — イラン封鎖再開で原油 +9% ショック、AI メモリ相場が記録的巻き戻し・IBM が引け後に警告
US 7/13 (月) は S&P500 -0.79% (7,515.34)・ナスダック -1.55% (25,873.18)・ダウ -0.26% (52,498.64) と揃って下落。震源は Trump のホルムズ海峡 (Strait of Hormuz) 封鎖再開表明で、原油は終値ベースで +9% 超 (Brent $83.30・WTI $78.14、2020 年 5 月以来の最大日次上昇) と急騰し、地政学リスクオフとインフレ再燃懸念で 10 年債利回りは 4.62% へ上昇。隠れた主役は AI メモリ相場の記録的巻き戻しで、SK Hynix が弱い見通しで -15% (上場記録上の最大下落)・KOSPI サーキットブレーカー発動、Micron -5.4%・Western Digital -6.5% とメモリが総崩れ。原油高で潤ったエネルギー (Exxon +4.4%・Chevron +3.1%) が独歩高でダウを下支えした。加えて IBM が引け後に Q2 未達をプレアナウンスし翌 7/14 に -25% と上場来最悪。前週の『AI 一極集中でブレッドスが細い』相場が、地政学と個別ショックで崩れやすい層から揺れ始めた。今週の 6 月 CPI・大手銀行決算は通過済みで、CPI は予想割れのディスインフレ、JPMorgan / Goldman Sachs は記録的ビート。
- 決算IBM Q2 FY26約 13 分
IBM Q2 FY26 プレアナウンス — 「ソフトを AI インフラに食われた」上場来最悪の -25%
IBM が Q2 FY26 をプレアナウンス (正式決算は US 7/22)。売上 $17.2B・調整後 EPS $2.93 でともに予想割れ、6 月末の顧客設備投資がソフトから AI インフラへ流出。株価は US 7/14 に -25.21% と 1987 年を超える上場来最悪。
- デイリーDAILY · 2026 / W28約 30 分
2026/07/10 — Meta が「AI コンピュートを売る側」へ、SemiAnalysis 高評価で +6%・S&P500 最高値で週を締め
US 7/10 (金) は S&P500 +0.42% (7,575.39) で史上最高値を更新・ナスダック +0.29% (26,281.61)・ダウ +0.29% (52,637.01) と揃って上昇し、荒れた週を高値で締めた。主役は Meta で、独立系調査会社 SemiAnalysis が『データ・人材・コンピュートの 3 要素すべてで world-class に近づく唯一のハイパースケーラー』と高評価し +6% ($669)。Meta は自社 AI チップ「Iris」製造と計算力外販の「Meta Compute」で、AI を『使う側』から『売る側』へ回る戦略を打ち出した。同レポートが Nvidia のデータセンター売上を市場予想比 +20% と試算し NVDA も +4% ($210 台) と続伸。SK Hynix は米国 Nasdaq デビューで +13%。今週の山場だった Delta 決算は調整後 EPS $1.56 (予想 $1.48) で上振れも、燃料費急騰で純利益 -25% となり株価は -2.2% と下落。物色は AI 計算インフラに集中する一方、サイバーセキュリティ (CRWD -5.7%)・バイオテックは高ベータ利益確定で逆行安で、上昇の幅は狭いまま。来週は 6 月 CPI (7/14) と大手銀行決算が本命。
- ウィークリー2026 第28週 (7/6–7/10)約 29 分
2026/07/06–07/10 週 — 半導体が最高値を牽引、だが物色は AI 計算インフラへ一点集中。来週は 6 月 CPI + 大手銀行決算
指数は最高値、でも中身は AI 計算インフラの一点突破。幅の狭さが週末の宿題。
- マーケット インサイトQ2 2026約 14 分
S&P500 決算スコアカード — Q2 序盤 18 社でビート率 89%、だが本番は来週。『予想は保守的』と読む 3 つの数字
序盤 18 社でビート率 89%・サプライズ +14.5% と好発進。だが本番は来週。ブレンド +23.6% は最終 +29〜32% へ伸びる『保守的な出発点』
- デイリーDAILY · 2026 / W28約 29 分
2026/07/10 — Micron $250B 米国投資が号砲、半導体逆行高でナスダック +1.3%・S&P500 最高値更新
US 7/9 (木) は S&P500 +0.81% (7,543.64) で史上最高値を更新・ナスダック +1.30% (26,206.89)・ダウ +0.27% (52,487.41) と揃って上昇した。主役は半導体で、Micron が 2035 年までに米国へ $250B 超を投じる製造国内回帰計画を発表し全面高に点火。SK Hynix 米国 IPO の 7 倍超需要と中国 AI 勢への H200 一部解禁観測が重なり、ARM +9.20%・AMD +5.66%・SanDisk +7.57% と AI メモリ・装置が急騰した。原油は WTI -2.85% と反落しインフレ懸念が後退、10 年債利回りは 4.54% へ低下。前日の Iran 停戦崩壊ショックを 1 日で織り込み切り、リスクオンが全面回復。物色は『AI capex を積むハイパースケーラーより、チップ・メモリ・装置を買う』二極化を保ったまま、地合い全体が上向いた。今週後半の主役は JST 7/10 (金) 21:30 の Delta 決算を号砲とする Q2 決算入りに移る。
- デイリーDAILY · 2026 / W28約 30 分
2026/07/09 — Iran 停戦「終了」で原油急騰・ダウ 577 ドル安、しかしナスダックは半導体逆行高で日中反転
US 7/8 (火) はダウ -1.09% (52,348.39)・S&P500 -0.28% (7,482.71)・ナスダック +0.2% (25,870.65) と割れた。Trump の Iran 停戦『終了』宣言で原油が 2 セッションで約 +10% 急騰し、10 年債利回りは 4.57% へ上昇。金利敏感のダウ・公益・小型株が売られる一方、Apple-Broadcom の $30B 米国製チップ協定 (AVGO +4.8%) と Nvidia の H200 中国限定解禁 (NVDA +3.65%) で半導体だけが逆行高。ナスダックは日中 -0.9% から引け +0.2% へ反転した。地政学ショックでも『チップは買われる』需給と、AI capex 懐疑でハイパースケーラーが売られる二極化が同時進行。今週後半の主役は Delta を号砲とする Q2 決算入りと Iran 情勢の続報に移る。
- デイリーDAILY · 2026 / W28約 36 分
2026/07/07 — Samsung 史上最高益でも半導体総売り、DeepSeek 自社チップが号砲。テック一極売りでダウ以外は全面ローテーション
US 7/7 (火) は前日 7/6 に大反発した半導体が逆回転した 1 日。Samsung が Q2 営業益 89.4 兆ウォン (約 $58B・前年比 19 倍) とテック企業として単一四半期で史上最高益を出したにもかかわらず、HBM/DRAM 供給逼迫による好業績がむしろ『価格はピーク、次は増産でサイクル反転』の懸念を呼び、Micron -4.7%・SMH -3% 超のメモリ売りに。同日 China の DeepSeek が自社 AI 推論チップを開発中との Reuters 報道が重なり Nvidia も下落。S&P500 11 セクターで情報技術 (XLK -2.7%) だけが下げ、ヘルスケア +2.6%・公益 +2.2%・生活必需品 +2%・金融 +1.5% とディフェンシブ + シクリカルへ資金が全面ローテーションした。金融は BofA・US Bancorp・BNY Mellon が 52 週高値で最高値圏 (来週の大手銀行決算への期待)。原油は Iran のホルムズ海峡タンカー攻撃で Brent +2.4% ($73.75)、エネルギーが物色先に。ダウ -0.25% (52,925.15)・S&P500 -0.45% (7,503.85)・ナスダック -1.16% (25,818.69)。次の山場は JST 7/9 (木) 03:00 の FOMC 6 月議事要旨。
- デイリーDAILY · 2026 / W28約 30 分
2026/07/06 — 半導体が大反発でナスダック復権、Broadcom-Apple 提携が号砲。ただし本尊 Nvidia は置き去り
独立記念日 (7/3 休場) 明けの US 7/6 (月) は、7/2 に SMH -4.54% と総崩れした半導体が急反発した 1 日。Broadcom が Apple とのカスタム チップ供給契約を 2031 年まで延長したことが号砲となり、AVGO +3.7%・AMD +6.6% (Goldman が目標株価 $450→$640)・QCOM +6.9%・Intel +1.5% と主力半導体が反発、SMH は +3.9%。ナスダック総合は +1.12% の 26,121.16、ナスダック 100 は +1.3% と復権し、S&P 500 も +0.72% の 7,537.43。ダウは +155.84 (+0.29%) の 53,055.91 で初の 53,000 台・史上最高値を更新した。ヘルスケア (Amgen・Merck) やディフェンシブが売られ半導体・シクリカルが買われる『リスクオンのローテーション』が鮮明。ただし AI の本尊 Nvidia は +0.8% と置き去りにされ、物色は Nvidia 一極から Broadcom・AMD・メモリ・ネットワークへ分散した。次の山場は JST 7/9 (木) 03:00 の FOMC 6月議事要旨。
- 経済指標ISM 非製造業景気指数 (ISM Services PMI)約 15 分
ISM 非製造業景気指数 (ISM Services PMI) 2026年6月 — 総合 54.0 でやや減速も、雇用 51.2 が4か月ぶり拡大復帰・仕入価格 67.7 へ低下で『NFP ショック後の綱引き』を和らげる
総合 54.0 でやや減速も24か月連続拡大。雇用 51.2 が4か月ぶり拡大復帰・仕入価格 67.7 へ低下。NFP ショック直後に『雇用は底堅く・インフレ一服』を示すやや安心材料。
- デイリーDAILY · 2026 / W27約 27 分
2026/07/02 — NFP ショックでダウ最高値・半導体総崩れ、『悪材料 = ダウ買い/テック売り』の二極化
US 7/2 (木) は独立記念日前の短縮週で、6月 米雇用統計 (NFP) が +57千人と予想 (110-115千人) を大幅に下回り、4・5月合計 -74千人の下方改定も加わった。失業率 4.2% は労働参加率低下による『見せかけの改善』。Warsh 議長のタカ派 FOMC (6/17) 直後だっただけに、この減速は 7-9月の利上げ観測を後退させ、ダウは +594.83pt (+1.14%) の 52,900.07 で史上最高値。一方でナスダックは SK Hynix の HBM 増産減速報道 + AIバリュエーション懸念で半導体が 2 日続落 (SMH -4.54%・Micron -13%)、-0.80% と割れ、S&P 500 はほぼフラット。Tesla は Q2 納車 +25% でも -7%。『悪材料 = ダウ買い / テック売り』の二極化と、バリュー/シクリカルへのローテーションが鮮明になった 1 日。
- 経済指標米雇用統計 (NFP) 6月約 15 分
6月分 米雇用統計 (NFP) — +57千人で予想を大きく下回り 2か月で -74千人下方改定、失業率 4.2% は『参加率低下』による見せかけの改善
6月NFPは+57千人と予想(110-115千)を大きく下回り2か月で-74千人下方改定、失業率4.2%は参加率低下による見せかけの改善。Warshタカ派FOMC直後の減速で利上げ観測が後退し、ダウは金融・シクリカル主導で52,900の史上最高値、ナスダックは半導体で逆行安。
- デイリーDAILY · 2026 / W27約 24 分
2026/06/30 — テック猛反発で Q2 締め、NASDAQ +1.5% / Alphabet Dow 初日 +3.7% / 年金リバランス $165B を消化
US 6/30 (月) は半導体主導のテック猛反発で S&P 500 +0.79%・NASDAQ +1.52%。Q2 は S&P +14%・NASDAQ +20% と 2020 年以来最高の四半期で着地。Alphabet (GOOGL) が Dow 入り初日に +3.7% と歴史的イベント。AMD +7.7%・Intel +7% と半導体が一斉反発。年金リバランス推計 $165B の機械的売りを消化し、テック・オーバーシュートの買い戻しが勝った 1 日。Chicago PMI 56.7 は予想 61.0 割れで製造業の減速シグナルも、市場は無視。
- マーケット インサイトQ2 2026約 11 分
Q2 2026 決算プレビュー — EPS +23% 成長・利益率 14.2%・ポジティブガイダンス過去最高、だが Warsh FOMC のタカ派転換が割高 P/E を試す
EPS +23%・利益率 14.2%・ポジティブガイダンス過去最高だが、Warsh FOMC でドット 3.8% 反転 — 割高 P/E が高金利に耐えられるかの分岐点
- マンスリー2026年6月約 17 分
2026年6月 マンスリー — 「利下げの死」と大転換、AI 多幸感の絶頂から Warsh タカ派ショックへ。テック -5% vs ヘルスケア +8% のグレート・ローテーション
「利下げの死」と大転換。AI 多幸感の絶頂から Warsh タカ派ショックへ。SPX -3%・NASDAQ -6% に対し Dow +2%・Russell +3%。テック→バリューのグレート・ローテーション。
- デイリーDAILY · 2026 / W26約 23 分
2026/06/26 — Apple -6.6% メモリ危機で Mag7 に亀裂 / Russell リコンスティテューション史上最大 $334B・WTI ついに $70 割れ
US 6/26 (金) は Apple -6.6% (メモリ価格高騰で値上げ発表) が主役、Mag7 内の明暗が鮮明に。NASDAQ -0.24% で 5 日続落。Russell リコンスティテューション (SpaceX 初組入れ) は Nasdaq クロージングクロスで過去最大 $334B を記録。WTI $69.23 (-3.7%) と $70 割れ。コア PCE 3.4% はコンセンサス通りも、ヘッドライン PCE 4.1% は 3 年ぶり高。イラン・ドローン攻撃でホルムズ停戦に暗雲。
- 経済指標コア PCE (5月)約 9 分
コア PCE (5月) — 前年比 +3.4% で 2023 年 10 月以来の高さ、ヘッドライン PCE 4.1% は 3 年ぶり高。個人所得 +0.7% が予想を大幅上振れ
コア PCE 5月は前年比 +3.4% (2023 年 10 月以来) でコンセンサス通り。ヘッドライン PCE +4.1% は 3 年ぶり高だがエネルギー主導。個人所得 +0.7% が予想 +0.4% を大幅上振れし、消費も +0.7%。Warsh FOMC のタカ派ドットを正当化する水準だが、サプライズがなく市場は冷静。
- デイリーDAILY · 2026 / W26約 13 分
2026/06/25 — Micron 決算待ちで様子見、Dow +0.35% も NASDAQ -0.43% / Alphabet が Dow 30 入り・WTI $70 割れ目前、コア PCE を前に動けず
US 6/24 (火) は Micron 決算 + コア PCE 前の様子見。Dow +0.35%・S&P -0.10%・NASDAQ -0.43%。Alphabet の Dow 30 入り決定。WTI $70.34 (-3.9%) と急落。引け後の Micron Q3 は記録的決算 (売上 $41.5B・粗利率 84.9%・Q4 ガイダンス $50B) で AH +13%。
- 決算MU Q3 FY26約 8 分
MU Q3 FY26 — 売上 $41.5B (記録・コンセンサス +16%・YoY +346%)・粗利率 84.9% (過去最高)・Q4 ガイダンス $50B で AH +13%、AI メモリのスーパーサイクルは健在
売上 $41.5B (記録)・粗利率 84.9% (過去最高)・Q4 ガイダンス $50B — 全項目 16-24% のコンセンサスビート。前日の -13% を AH +13% で取り戻し、AI メモリのスーパーサイクルは健在を証明。
- 経済指標小売売上高 (Retail Sales) 5月約 5 分
5月分 小売売上高 (Retail Sales) — ヘッドライン +0.9% (予想 +0.5% を大幅上振れ)、自動車・ガソリン・オンラインが牽引、消費は底堅いが FOMC と同日で市場反応は限定的
5月小売売上高は +0.9% (予想 +0.5%) の大幅上振れ。消費は底堅いが、同日の FOMC タカ派サプライズに埋もれた。強い消費 = 利上げ材料にもなる両刃の剣。
- 経済指標S&P Global PMI 速報値 (Flash PMI) 6月約 6 分
6月 S&P Global Flash PMI — 製造業 55.7 (49 か月ぶり高水準) だが雇用は COVID 以来最悪、投入コストは 2022 年末以来の急騰
製造業 55.7 の強い活動と COVID 以来最悪の雇用削減が同居する分裂的な PMI。投入コスト急騰で「スタグフレーション的」な色彩。
- デイリーDAILY · 2026 / W26約 21 分
2026/06/24 — KOSPI サーキットブレーカーで半導体総崩れ、BofA『年内 3 回利上げ』が追い打ち / NASDAQ -2.2%・Micron -13%、Russell 2000 は 3,000 割れ
US 6/23 (月) は韓国 KOSPI -10% (サーキットブレーカー発動・Samsung/SK Hynix 各 -12%) の連鎖で米半導体が総崩れ、S&P 500 -1.44% (7,365.46)・NASDAQ -2.21%。BofA が『年内 75bp 利上げ』レポートを出し利上げ懸念が再燃。Micron -13%、Russell 2000 は 3,000 割れ。VIX +12.8% (19.49)。WTI $73.21。山場は JST 6/26 (木) コア PCE + Micron 決算。
- デイリーDAILY · 2026 / W26約 32 分
2026/06/23 — Alphabet AI 人材流出で -6.5%・NASDAQ -1.3%、裏で Russell 2000 が史上初 3,000 到達 / Nasdaq-100 リバランス初日は新顔が sell-the-news、イラン和平で原油 -2.3%
US 6/22 (月) は Alphabet が AI トップ研究者 2 名の流出で -6.5%、通信セクター -2.1% が足を引き S&P 500 -0.37% (7,472.79)・NASDAQ -1.32%。しかし裏では Russell 2000 が史上初 3,000 到達 (+0.83%)、8/11 セクターが上昇する『テック以外は健全な二極構造』。Nasdaq-100 リバランス初日で新顔に明暗 (CoreWeave -10%/Rocket Lab -6% は sell-the-news、Astera Labs/Teradyne は好発進)。SMCI +15.7% (NVIDIA Vera Rubin)。イラン和平で WTI -2.3%、SpaceX -16.4% で IPO 後 3 日連続安。山場は JST 6/26 (木) 21:30 の 5月コア PCE と Micron 決算。
- ウィークリー2026 第25週 (6/15–6/18)約 34 分
2026/06/15 週 — Iran 和平の歓喜から Warsh タカ派ショックの歴史的急落、そして 1 日で全回収。週次プラスでも『金利の天井』が下がった4日週 / 来週は5月コア PCE がドット反転の答え合わせ
Iran 和平の歓喜 → Warsh タカ派ショックの歴史的急落 → 1日で全回収。週次プラスでも『年後半の利下げ』という前提が消え、金利の天井が下がった4日週。来週はコア PCE がドット反転の答え合わせ。
- デイリーDAILY · 2026 / W25約 33 分
2026/06/19 — Warsh ショックを 1 日で取り戻す全面リバウンド、Intel が Trump『Apple と米国内でチップ製造』発言で +約10% / 半導体一強で NASDAQ +1.91%・小型株 +2.12%、金利低下が下支え
US 6/18 (木) は前日の Warsh タカ派ショックを 1 日で取り戻す全面リバウンド。S&P +1.08% (7,500.58)・NASDAQ +1.91%・Russell 2000 +2.12%・Dow +0.14%。主役は Intel で、Trump の『Apple と米国内でチップ製造合意』発言 (Truth Social) で +約10% 急騰、SOX は +約6% で記録的高値。MU +8.70%・AMD +4.86% と半導体が全面高で XLK +3.04% が最強。ただし Apple・Intel とも合意は未確認。隠れた下支えは長期金利の低下 (10年債 4.497%→4.451%、米イラン鎮静と原油安がインフレ期待を冷やした) で、前日売られたグロースが逆回転で買い戻された。VIX は 16.4 へ -11% と FOMC ヘッジが急巻き戻し。一方 等加重 RSP +0.46% で上げはハイテク数銘柄に集中する『幅の狭いラリー』。Citi の物流一斉格下げで Dow 輸送株 -約4%。US は 6/19 Juneteenth 休場。山場は来週の 5月コア PCE と Micron 決算、Russell 再構成。
- デイリーDAILY · 2026 / W25約 28 分
2026/06/18 — Warsh 初 FOMC『タカ派サプライズ』で全面安、ドットが利下げ→利上げへ反転 / 新議長初日の S&P は 1994年以来ワースト、10年債 4.50% へ急騰
US 6/17 (水) は Warsh 新議長の初 FOMC が『タカ派サプライズ』となり全面安。S&P -1.21% (7,420.10)・NASDAQ -1.34%・Dow -507pt。据え置き (12-0) だがドット中央値が 2026年末 3.4%→3.8% へ反転し、18人中9人が年内『利上げ』を予想。3月の『1回利下げ』想定から180度転換した。Warsh は自身のドット不提出、声明を130語へ短縮しフォワードガイダンスを撤廃。10年債 4.497% へ急騰、VIX +12% で 18.4、DXY 100 突破、金反落。新議長初日として S&P は 1994年以来ワーストの Fed デー。寄り前の5月小売売上高 +0.9% (予想 +0.5%) も強くタカ派を補強。山場は来週の Micron 決算と5月コア PCE。
- デイリーDAILY · JP · 2026 / W25約 16 分
2026/06/18 — 日本株: 日経平均、終値で初の7万円超え 71,053円 (+1.64%) — 米イラン停戦で中東リスク後退、SBG・東エレク約5%高 / 米Warshタカ派FOMCの全面安と完全デカップリング
JST 6/18 (木) の東京市場は日経平均が前日比 +1,151.24 円 (+1.64%) の 71,053.49 円と4日続伸し、終値で初の7万円・7万1000円を突破した (ザラ場高値 71,398.58 円)。TOPIX も +1.37% の 4,068.18 と過去最高を更新。前夜の米国は Warsh 初 FOMC の『タカ派サプライズ』で S&P -1.21% の全面安だったが、東京はこれを無視して逆行高。米イラン停戦覚書の署名報道で中東リスクが後退し、原油安・リスク選好が強まった。指数を牽引したのはソフトバンクグループ (SBG)・東京エレクトロンの約 +5% 高と、続伸したキオクシア・アドバンテストなど AI・半導体。前日の米 SOX (フィラデルフィア半導体指数) 上昇も追い風。アジアは全面高で KOSPI +2.25% (9,063)、SK ハイニックスは HBM4E サンプル供給で +7.02%。為替は Warsh タカ派でドル高・円安が進み USD/JPY 160 円台半ば。日米の金融政策が正反対 (米=年内利上げ示唆 / 日銀=6/16 追加利上げ済み) のなか、地政学緩和と AI テーマが日本株を押し上げた一日。
- デイリーDAILY · 2026 / W25約 30 分
2026/06/17 — Dow 単独で史上最高値も S&P・NASDAQ は反落、半導体 -4.8% の『分裂相場』/ メガキャップ→金融・景気敏感へローテーション、Warsh 初 FOMC (JST 6/18 3:00)
US 6/16 (火) は『指数の分裂』が主役。Dow は +0.64% (51,999.67) で史上最高値も、S&P -0.57%・NASDAQ -1.15%・Russell -0.83% と反落。前日の米イラン和平リスクオン急騰の揺り戻しで、半導体 (SMH -4.81%) が急落し NVIDIA は -1.8% ($208) へ。資金はメガキャップ テック→金融 (XLF +1.48%)・産業へローテーションし、価格加重の Dow だけが上抜けた。逆行高は Western Digital (+約7%、目標株価 $488→$650) と SpaceX (一時 Amazon 超え)。原油は続落 (USO -4.74%)、10年債 4.43% へ低下、VIX 16.23 と低位。最大の山場は JST 6/18 (木) 3:00 の Warsh 新議長 初 FOMC。
- 経済指標FOMC (Warsh 新議長 初会合) 6月 — 確報約 18 分
6月 FOMC — Warsh 初会合は『タカ派サプライズ』、据え置き 12-0 もドットが利下げ→利上げへ反転、自身のドットは不提出
Warsh 初会合はタカ派サプライズ。据え置き 12-0 だがドット中央値が 3.4%→3.8% へ反転 (利下げ→利上げ)、9人が年内利上げ予想。Warsh は自身のドット不提出、声明 130語へ短縮。S&P -1.21%・10年債 4.497%・VIX +12%。
- マーケット インサイト約 12 分
ディフェンシブ vs 景気敏感 — 分裂相場で資金はどちらへ向かうか
2026年の相場は『メガキャップ離れ』が共通項で、景気敏感とディフェンシブの両方に同時流入する珍しい局面。次の主役は金利・イールドカーブとPMIが決める。
- マーケット インサイト約 20 分
金融セクターの復権 — 金利・規制緩和・ディール回復の三本柱が XLF を押し上げる
金利・規制緩和・ディール回復の三本柱で金融が復権、メガテックからのローテーション先頭に。
- マーケット インサイト約 11 分
原油から剥落する『戦争プレミアム』— 米イラン和平でWTI-4%超、エネルギー株に逆風・航空消費とヘッドラインCPIには追い風
ホルムズ再開期待で原油から戦争プレミアムが抜け、エネルギー株は逆風・航空消費とヘッドライン CPI は追い風。ただし底流は構造的な供給過剰で、コア PCE の粘着が利下げを縛る。
- マーケット インサイト約 18 分
指数の分裂を読む — Dow 最高値 vs S&P/NASDAQ 反落、価格加重と時価加重とローテーションの正体
Dow 最高値・S&P/NASDAQ 反落の『分裂』は、価格加重と時価加重の構造差と、メガキャップ→金融・景気敏感へのローテーションが同時に起きた結果。
- マーケット インサイト約 17 分
Mag7 の『分散』が本格化 — 集中の正本が AI 収益化の選別相場へ
「7社一括」のハロー効果が剥がれ、AI 収益化の証明がある銘柄と設備投資先行の銘柄で勝ち負けが割れ始めた — 指数集中はピーク圏、equal-weight が年初来で cap-weight を逆転。
- 政府ウォッチFTC / DOJ約 12 分
独占禁止 ビッグテック反トラスト『分裂相場』— Meta 勝訴・Google 2敗の二極化、Ferguson FTC は構造分割より行動規制と AI 疑似買収の HSR 監視へ
焦点は『提訴されたか』ではなく『分割か行動規制か』。Meta 勝訴・Google 2敗の二極化と、構造分割を避け行動的救済・AI 疑似買収の HSR 監視へ傾く Ferguson FTC が、ビッグテックの頭上リスクを定義し直す。
- 政府ウォッチDOJ / 連邦地裁約 12 分
独占禁止 Google検索独占の是正策はChrome売却を回避、排他契約禁止+データ共有で決着 — DOJが控訴しD.C. Circuitへ、争点はApple約200億ドル契約とAIへの波及
焦点は『分割されたか』ではなく『データが開かれたか』。Chrome 売却は回避され是正は行動的に着地したが、検索インデックスとユーザー操作データの競合共有が AI 検索の参入障壁を下げる。DOJ 控訴で D.C. Circuit へ係属し、最終決着は数年先へ。
- 政府ウォッチWhite House / OMB (OIRA)約 12 分
大統領令 規制緩和3点セット — 10-for-1・独立機関の大統領管理下化・銀行資本緩和が金融/エネルギーに広範な追い風、小型株に構造的恩恵
焦点は単一の大統領令ではなく『三層構造』。10-for-1・独立機関の OIRA 化・銀行資本緩和が同時進行し金融とエネルギーに追い風だが、本命の分岐は最高裁 Trump v. Slaughter と『実施の遅さ』にある。
- 政府ウォッチWhite House / DOE / Interior約 13 分
大統領令 『エネルギー支配』EO 群は許可の壁を崩した — LNG 輸出は連続承認で構造的追い風、ただし原油 $55-65 でアップストリームは規律優先
論点は『掘れる地積』を増やす政策と『掘る経済合理性』を決める価格の綱引き。LNG 輸出は許可の壁が剥落し構造的追い風だが、アップストリームのリターンは依然 WTI 次第だ。
- 政府ウォッチWhite House / DOE / NRC約 12 分
大統領令 原子力配備加速 EO から 1 年 — NRC『Part 53』発効で AI 電力の供給ボトルネックが規制から建設へ移った
焦点は『原子力をやるか』ではなく『規制リードタイムが本当に縮むか』。EO 14300 が課した18ヶ月期限と整合する Part 53 が発効し、原子力最大の参入障壁だった規制遅延が構造的に短縮。ボトルネックは規制から建設・燃料へ移った。
- 政府ウォッチTreasury / Congress約 12 分
財政・債務 財政の主戦場は『閉鎖』から FY2027 歳出 9/30 期限と 2027 年中盤の債務上限 X-date へ — 中間選挙年の二正面リスク
FY2026 の閉鎖は終わった。焦点は前方の二つ — 9/30 の FY2027 歳出期限と 2027 年中盤の債務上限 X-date。中間選挙年の二正面リスクだが、長期投資家の本筋は政策ノイズより高止まりする供給と期間プレミアムだ。
- 政府ウォッチTreasury / CBO / OMB約 11 分
財政・債務 利払い費が国防を抜き第2位へ — CBO が『持続不能』と断じた米財政の構造転換『財政の弧』
焦点は単発の格下げではなく『財政の弧』そのもの。利払い費が国防を抜き第2位に座り、CBO が『持続不能』と断じた構造転換が、長期投資家に『金利のフロアが上がる局面』を突きつける。
- 政府ウォッチCongress / Treasury (IRS)約 12 分
財政・債務 OBBBA で法人減税は恒久化済み、しかし関税収入が最高裁判決で崩れ『減税の財源』が宙に浮いた
減税の中身は恒久化で『効くこと』は確定。だが暗黙の財源だった関税収入が最高裁判決で崩れ、財政赤字と長期金利の上昇圧力が裏側に残る。市場は二者択一を問われる。
- 政府ウォッチCongress / Commerce約 13 分
CHIPS法『第2弾』は減税で完成、補助金は出資へ転換 — 48D 控除 35% と Section 232 関税が半導体国産化を二重に押す
市場が待った『CHIPS 2.0』は単独の法ではなく、税制 (48D 35%)・補助金の出資転換・Section 232 関税の三層で実現した。国産ファブには二重の追い風、輸入チップ依存のファブレス・データセンターにはコスト増という非対称が核心だ。
- 政府ウォッチCongress / DoD約 12 分
法案 FY2027 NDAA — 過去最大1.5兆ドル国防予算が始動、HASCは1.15兆ドルで44-12可決。造船・極超音速・Golden Domeに資金集中、対中抑止が主軸
焦点は『1.5兆ドルが全額通るか』ではなく『1.15兆ドルの裁量枠が構造的に積み上がるか』。対GDP比3.0%→3.6%への国防費上昇は超党派で頑健だが、上乗せ分0.35兆ドルは和解枠頼みで、ここが本命の分岐点になる。
- 政府ウォッチCongress / DOE / FERC約 13 分
法案 エネルギー許認可改革 — SPEED 法 (H.R.4776) は下院通過も上院で停滞、AI 電力争奪は FERC 規則と DOE 指示が先行ドライバーに
焦点は『SPEED 法が上院を通るか』より『立法より速い行政ルート』だ。FERC の大規模負荷接続規則 (RM26-4) が2026年6月に実需へ直接効く一方、法案は60票の壁と中間選挙で観測段階にとどまる。
- 政府ウォッチFederal Reserve / White House約 10 分
金融政策 Fed 独立性が問われる初 FOMC — Warsh 就任で利下げ圧力と中銀独立性が市場テーマに浮上、金・長期金利・ドルが再評価へ
焦点は金利水準そのものではなく『中央銀行は誰のものか』。SCOTUS は Fed を解任権から名指し除外したが、Powell への DOJ 捜査で政治介入は別経路で続く。独立性が揺らげば金・タームプレミアム・ドルが動く。
- 政府ウォッチFederal Reserve約 11 分
金融政策 QT は終わった、しかし Warsh 下で再始動の足音 — Fed バランスシート正常化が短期金融市場とグロース株に突きつける問い
QT は US 12月に終了済み。だが Warsh 下の『能動的売却を含む再加速』が最も織り込まれていないサプライズ。準備預金の希少化が SOFR・長期金利・グロース株の前提を問い直す。
- 政府ウォッチTreasury約 11 分
財務省は「bill 偏重 + バイバック拡大」でクーポン増発を 2027 年へ先送り — 長期金利の重しは供給ではなく赤字とタームプレミアム
焦点は『供給の総量』ではなく『満期構成 (短期 vs 長期)』。財務省は bill 偏重で赤字を吸収しクーポン増発を 2027 年へ先送り。長期金利の構造的な重しは供給ではなく赤字とタームプレミアム。
- 政府ウォッチFederal Reserve約 10 分
金融政策 Warsh 新 FRB 議長下のレジーム転換 — 反 QE・反フォワードガイダンスが書き換える『Fed の話し方』と市場の前提
焦点は『利上げか利下げか』ではなく『Powell から Warsh へ』のレジーム転換。反 QE・反フォワードガイダンス・ルールベースが市場の前提を構造的に書き換える過渡期。結果は JST 6/18 (木) 3:00。
- 政府ウォッチWhite House / Commerce (NIST) / 各州約 12 分
規制 AI規制は『連邦先取りで緩める』へ — トランプ12月EO+3月立法フレームワークが州AI法をDOJ提訴・BEAD資金で骨抜きに、メガキャップと電力に追い風
焦点は『州ごとのパッチワーク規制を連邦が先取りで緩める』こと。立法は頓挫したが、DOJ 提訴・BEAD $42.45B・FTC/FCC 手続きの『複数の梃子』で行政が即効的に圧力をかける構図がメガキャップと電力に追い風。
- 政府ウォッチSEC / CFTC約 12 分
規制 SEC、暗号資産を「敵」から「管轄分担」へ — 5分類トークン解釈とGENIUS法・CLARITY法が機関マネーの最後の障壁を外しにかかる
焦点は『証券か商品か』の10年論争に当局が初めて公式定義を与えた点。だが解釈リリースは正式規則ではなく、市場構造を定めるCLARITY法は未成立。枠組みの方向は固まり、条文の確定はこれから。
- 政府ウォッチInterior / DOE / State約 12 分
通商・関税 レアアース『脱中国』が政策総動員へ — Project Vault $12B + Section 232 + MP Materials 国有化で米国が供給網を内製化
焦点は『1 本の関税』ではなく、備蓄・関税・国有化を束ねた『省庁横断の総動員』。政府が価格フロアと需要を保証することで、長年挫折してきたレアアース国産化の採算リスクが制度的に外れる。次の山場は 2026/7 の Section 232 交渉期限。
- 政府ウォッチUSTR / Treasury (OFAC) / State約 12 分
通商・関税 米イラン暫定和平の署名へ — 制裁解除は『最終核合意の人質』、原油-5%が剥がす『戦争プレミアム』とインフレ・Fed 連鎖
焦点は『停戦か否か』ではなく『停戦 ≠ 制裁解除』の峻別。原油-5% は需給改善ではなく戦争プレミアムの剥落で、OFAC 制裁は継続中。制裁緩和は署名後 60 日の核交渉に紐付く後段の論点だ。
- 政府ウォッチCommerce / USTR約 12 分
通商・関税 Section 232 が関税政策の主軸へ — IEEPA 違憲後に残った『撤回されにくい関税』が金属から製造業全般へ拡大
IEEPA 関税が違憲化しても 232条は残った。『大統領が脅威消滅を宣言するまで存続する』撤回されにくい関税が、鉄鋼・アルミ・銅から自動車・トラック・医薬品・半導体へ射程を広げる構造局面。
- 政府ウォッチBIS (商務省) / Commerce約 11 分
通商・関税 対中 AI チップ規制が『禁輸』から『課金付き条件解禁』へ — BIS 最終規則で H200 は個別審査に、だが中国側が実質ブロックする『ねじれ』が本命リスク
焦点は『米国が解禁したか』ではなく『中国が買うか』。規制は禁輸からレベニューシェア型の条件解禁へ質的に変わったが、北京が実需を絞り H200 の対中出荷はゼロ。収益の鍵は中国の調達意思に移った。
- 銘柄分析AAPL約 16 分
Apple (AAPL) 投資テーゼ — サービスの高マージン堀 vs AI出遅れ・Google二重依存・PER30倍の綱引き
サービスの高マージン成長と2.5億超のエコシステムが堀を支える一方、AIは自社開発を断念しGoogle Geminiに依存、フォワードPER約30倍に期待が先行する成熟メガキャップ。
- 銘柄分析AMD約 18 分
AMD — 問われるのは「シェアを取れるか」ではなく「利益率とソフトで第2供給源を定着させられるか」
AI 加速器で NVDA を追う No.2、データセンター CPU は数量で対 Intel 優位を確立。問われるのは『シェアを取れるか』ではなく『利益率とソフトで第 2 供給源を定着させられるか』。
- 銘柄分析AMZN約 16 分
AMZN — AWS再加速と高マージン広告が、年$200B級の設備投資を正当化できるか
小売の規模で稼ぎ、AWS再加速と高マージン広告で利益を伸ばす一方、年$200B級の設備投資がフリーキャッシュフローを当面圧迫する『投資先行』局面の超大型株。最大の論点は投資が利益化するか。
- 銘柄分析AVGO約 14 分
Broadcom (AVGO) 投資テーゼ — AIカスタムASIC + VMware収益化の記録的FCF vs 顧客6社集中・高バリュエーション
AIカスタムASIC需要とVMwareの収益化で記録的フリーキャッシュフローを生むが、顧客6社への集中と高バリュエーションが見立ての生命線。汎用GPUの逆サイドにあるカスタムシリコンの本命。
- 銘柄分析CAT約 18 分
CAT — データセンター発電で「景気敏感株」から「AI電力インフラ株」へ評価が様変わりした建機の盟主、ただし倍率は歴史的高水準
建機鉱山機械の世界首位。データセンター発電需要で『景気敏感株』から『AI電力インフラ株』へ評価が様変わりし、記録的受注残 ($63B) を背景に株価は急騰したが、予想PER約38倍と評価倍率は歴史的高水準に達した。質は高いが期待先行を疑う局面。
- 銘柄分析COIN約 20 分
Coinbase (COIN) 投資テーゼ — 規制明確化と収益多角化が堀を広げる一方、ステーブルコイン利回り規制と取引手数料の循環性が短期業績の最大変数
規制明確化と USDC・収益多角化が長期の堀を広げる一方、取引手数料の循環性とステーブルコイン利回り規制が短期業績の最大変数。
- 銘柄分析COST約 13 分
COST — 会員費で稼ぐ『小売の皮をかぶった年金型ビジネス』、堀は本物だが価格で迷う銘柄
商品を薄利で売り会員費で稼ぐ『小売の皮をかぶった会員費ビジネス』。更新率92%超の粘着性と低価格循環で堀は本物だが、予想PER 45倍超の割高が最大の論点。
- 銘柄分析DUK約 20 分
DUK — 「債券代替」から「成長公益」へ。データセンター負荷 × $103B 資本計画を割安バリュエーションで取れるか
南東部・中西部の規制電力公益。データセンター負荷成長 × $103B 資本計画で「債券代替」から「成長公益」へ。割安だが信用余裕は薄い。
- 銘柄分析GS約 17 分
Goldman Sachs (GS) 投資テーゼ — M&A・トレーディング回復で記録的四半期、堀は拡大も最大の弱点は収益の循環性
M&A・引受・トレーディングの回復で記録的な四半期を出す GS。堀(ディール網)は拡大も、ROE 水準は MS・JPM に劣後し、収益の循環性が最大の弱点。
- 銘柄分析JPM約 17 分
JPM — 最強の収益力(ROTCE 23%)を持つが、有形簿価対比の割高化と信用サイクルが見立ての分かれ目
全米最大の総合金融機関。ROTCE 23%・CET1 14.3% の収益力と要塞バランスシートが堀だが、株価は有形簿価対比で過去10年平均より4割割高化し、NIIのピークアウトと信用サイクルの転換が見立ての分かれ目。
- 銘柄分析LIN約 14 分
LIN — 寡占とテイクオアペイで「契約された成長」を買う、ただし約28倍の高PERが許容度を狭める
産業ガス世界首位。密度の経済と長期テイクオアペイ契約で価格決定力を維持する「ディフェンシブ・コンパウンダー」だが、約28倍の高PERが許容度を狭める。
- 銘柄分析LLY約 18 分
Eli Lilly (LLY) 投資テーゼ — GLP-1 で肥満症を独走、約30倍 PER に織り込まれた『高成長の継続』が問われる
GLP-1/GIP の tirzepatide で肥満症・糖尿病市場を独走し、経口 orforglipron で市場を一段拡大させる成長株だが、約30倍のフォワード PER に『高成長の継続』が織り込まれており、薬価圧力と競合・特許の崖が外れる条件となる。
- 銘柄分析LMT約 19 分
LMT — 受注残$186Bの確実性が、固定価格損失とNGAD失注で綻び始めた防衛優良株
受注残$186Bと配当23年連続増の防衛優良株。ただし機密/F-35プログラムの損失計上とNGAD失注で「確実性」に綻び。成長エンジンはMFC (ミサイル) に移り、FY2027国防予算増と損失一巡が逆風相殺の鍵。
- 銘柄分析META約 19 分
META — 史上最強級の広告キャッシュマシンを、AI/メタバースの巨額投資にどこまで賭けられるか
広告という史上最強級のキャッシュマシンを、AI/メタバースの巨額先行投資にどこまで賭けられるかが問われる局面。広告の堀は史上最強圏に達した一方、設備投資ほぼ倍増と Reality Labs 累計赤字 約 $80B が『投資回収の証明』を市場に迫る。
- 銘柄分析MP約 18 分
MP (MP Materials) — 政府が下振れを封じる米国唯一級レアアース×垂直統合の先行者。だが磁石量産の実行リスクと PSR 20 倍が残る『政策銘柄』
米国唯一級のレアアース鉱山×政府後押し×垂直統合の先行者。DoD の $110/kg 価格保証が下振れを封じる一方、磁石量産の実行リスクとレアアース価格変動・単一鉱山依存が残る。予想 PER 70 倍超・PSR 20 倍前後は『国策・成長磁石メーカー』としての価格付けで、総合はまちまち。見立て 4 本で検証する。
- 銘柄分析MSFT約 15 分
MSFT — AI収益化は本物、勝負は$190B設備投資の回収タイミング
Azure 40%成長とAI年率$37BでAI収益化を実証する一方、$190Bの巨額設備投資が減価償却とFCFを圧迫。実力は本物だが「投資回収のタイミング」が勝負。
- 銘柄分析MU約 16 分
MU — AIメモリのスーパーサイクルに乗るDRAM/HBM専業、粗利率81%とコモディティの宿命を天秤にかける
AIメモリのスーパーサイクルに乗る DRAM / NAND / HBM 専業。粗利率80%超と HBM 完売が示す構造変化を、コモディティ (価格変動) の宿命と HBM4 の3番手という現実とどう天秤にかけるか。
- 銘柄分析NVDA約 18 分
NVIDIA (NVDA) 投資テーゼ — AI加速器の堀『CUDA + システム統合』vs ピークアウト論・対中規制・顧客=競合
AI加速器の事実上の標準。CUDAの堀とBlackwell / Rubinで爆発的成長を続けるが、ハイパースケーラー設備投資への依存・顧客集中・カスタムASICの台頭・対中規制が『ピークアウト』論の火種。
- 銘柄分析RKLB約 14 分
Rocket Lab (RKLB) 投資テーゼ — 宇宙システムが稼ぎ、中型ロケットNeutronに賭ける西側2番手
SpaceXに次ぐ西側2番手の宇宙企業。宇宙システムが売上の3分の2を支え、中型ロケットNeutronの2026年内デビューに賭ける高成長・高バリュエーション株
- 銘柄分析UNH約 20 分
UNH — 医療費ショックからの回復局面に入った統合ヘルスケアの巨人。堀はワイドだが、MA償還とDOJ調査が評価倍率の蓋
保険×医療提供×薬剤給付×データを1社で握る世界最大の統合ヘルスケア。規模・垂直統合・データの三重の堀はワイドだが、医療費ショックからの回復が本物かは通期MLR 88.8%とOptum Health利益の正常化次第で、DOJ調査とMA償還の構造圧力が評価倍率の蓋になる。
- 銘柄分析WDC約 12 分
WDC — NAND を分社して HDD 専業へ、AI データ爆発の『保管』レイヤーを取りに行く
NAND を分社化し HDD 専業に転換。AI データ爆発の『保管』レイヤーとして需給逼迫を享受するが、完売=天井のコモディティ循環性と HAMR 出遅れが両刃。
- 銘柄分析XOM約 16 分
XOM — 損益分岐 約$35/bbl の資本規律で原油安に耐える統合メジャー、問われるのは原油$60回帰
業界最低水準の損益分岐 (約$35/bbl) と低コストの優遇資産 (Permian/Guyana) を武器に、原油安でも配当44年連続増配と年$20Bの自社株買いを回す統合メジャー。問われるのは原油$60前後への回帰と構造的供給過剰に耐えられるか。
- デイリーDAILY · 2026 / W25約 40 分
2026/06/16 — 米・イラン和平合意で原油 -4.8%・株急騰、NASDAQ +3.07% は3/31以来最大・Dow は史上最高値更新 / 地政学プレミアム剥落でテック主導の全面高、Empire State の大幅ミスは黙殺
US 6/15 (月) は米・イランが戦争終結とホルムズ海峡再開で枠組み合意に達し全面高。原油は WTI -4.8% ($80.75) と急落し地政学プレミアムが剥落。S&P +1.65% (7,554.29)、NASDAQ +3.07% (26,683.94、3/31以来最大)、Dow は史上最高値更新 (51,671.03)。前週末の『メガキャップ調整』から揺り戻し、NVIDIA +3.40%・半導体 +4.38% とテック主導の全面高に。唯一エネルギー (-3.48%) が原油急落で逆行。VIX 16.20 へ低下。Empire State は6月 5.7 と予想13.2を大幅に下回るも黙殺。金は原油安→インフレ懸念後退で逆説的に3日続伸。今週は JST 6/17 小売売上高 → JST 6/18 (木) 3:00 Warsh 初 FOMC が全てを支配する。
- デイリーDAILY · 2026 / W24約 34 分
2026/06/13 — SpaceX が史上最大 $75B IPO で +19%、その吸引力でメガキャップは調整・小型株とDowが主導の物色交代 / ミシガン信頼感は4か月ぶり改善、Adobeは7年ぶり安値
US 6/12 (金) は SpaceX が史上最大 $75B の IPO で +19% (SPCX $161.11、時価総額 $2兆ドル超)。だがその資金吸引でメガキャップ (NVDA・AAPL・MSFT・AVGO) が下落し、指数は小型株 (Russell +0.79%) と Dow (+0.70%) 主導の物色交代に。S&P +0.50% (7,431.46) で小幅続伸、VIX は 17.68 へ低下。ミシガン信頼感はガソリン下落で4か月ぶり改善 (48.9)。Adobe は CFO 退任 + オーガニック ARR の $500M 下方修正で -6.25%・7年ぶり安値、アナリスト4社が一斉格下げ。来週は Warsh 初 FOMC (6/16-17) が最大の山場で、ドットが年内利上げに傾くかが焦点。
- ウィークリー2026 第24週 (6/8–6/12)約 29 分
2026/06/08 週 — CPI + 地政学の急落から V 字反発、指数は横ばいでも中身は『メガキャップ → 小型株』へ物色交代 / 来週は Warsh 新議長 初 FOMC が全てを支配
CPI + 地政学の急落から V 字反発、指数は横ばいでも中身は『メガキャップ → 小型株』へ物色交代。Russell 週次 +3.90% 独歩高。来週は Warsh 初 FOMC のドットが利上げに傾くかが分岐点。
- デイリーDAILY · 2026 / W24約 27 分
2026/06/12 — 前日の地獄から急反発、Trump がイラン攻撃をキャンセルで原油 -2.6%・Dow +930pt 50K 回復、PPI は +6.5% でも地政学緩和が勝つ / Adobe は『ビート&レイズ』も CFO 退任で時間外 -5%
US 6/11 (木) は前日の暴落から急反発。Trump のイラン攻撃キャンセルで原油が反落し地政学プレミアムが剥落、半導体主導で全面高。S&P +1.75% (7,389.79)、Dow +1.86% で5万ドル台回復、VIX 19.44。同日の5月 PPI +6.5% は2022年以来の高進も主犯はガソリンでコアは予想以下と前日 CPI と同じ構造、債券だけがタカ派性を消化 (10年債 4.52%・ベアフラット)。引け後の Adobe は『ビート&レイズ』も CFO 退任で時間外 -5%。来週は6/16-17 のウォーシュ新議長初 FOMC が最大の山場。
- デイリーDAILY · 2026 / W24約 29 分
2026/06/11 — 5月 CPI が3年ぶり4%台でも『主犯はガソリン・コアは予想以下』、それでも地政学再燃で Dow -953pt / Oracle は受注 $638B 爆発も capex 暴走で時間外 -7%
US 6/10 (水) は『インフレ二連弾』の初弾となった5月 CPI と、Trump のイラン追加攻撃示唆という地政学再燃のダブルパンチで全面安となった。CPI はヘッドラインが前年比 +4.2% と2023年4月以来3年ぶりに4%台へ乗せ『インフレ再燃』の見出しを作ったが、月間上昇 (+0.5% MoM) の60%超はガソリン (+7% MoM・+40.5% YoY) というエネルギー一過性要因。食品・エネルギーを除いたコア CPI は前月比 +0.2% と予想 (+0.3%) を下回り、前年比 +2.9% は予想一致で、住居費 +0.3% MoM・輸送サービス -0.6% MoM と芯はむしろ鈍化していた。本来なら株に悪くない『見出しタカ派・芯ハト派』の内容だったが、同日に Trump がイランへの追加攻撃を示唆したことで地政学プレミアムが再付与され、市場は『4%台』を嫌気して全面安で応えた。S&P 500 -1.62% (7,266.99)、NASDAQ Comp -1.98% (25,169.50)、Dow -1.87% (-953pt, 49,918.78)。VIX は 22.22 (+11.8%) と20超の警戒域へ回帰。セクターは逃避先のエネルギー +1.7%・生活必需品 (Consumer Staples) +1.3% が逆行高、資本財 -3% 超・テック -2.3%・一般消費財 -2% が崩れた典型的リスクオフ。10年債はコア下振れで急騰を回避し ≈4.55% でほぼ横ばい、市場が中身を理解していたことを示す。引け後の Oracle Q4 FY26 は売上 $19.2B (+21%)・OCI/IaaS +93%・受注残 (RPO) $638B (+363%) と全項目で過去最高を更新したが、FY27 の設備投資 (capex) が純現金支出 $70B 見込みへ膨らみ、debt $40B + equity $20B の資金調達・希薄化が嫌気され時間外 -7%。Goldman は CPI を受けて年内利下げ予想をゼロにし、利上げ確率を20%へ倍増した。
- 決算ADBE Q2 FY26約 17 分
ADBE Q2 FY26 — 過去最高の売上・利益・通期上方修正『ビート&レイズ』も CFO 退任 + オーガニック ARR を $500M 下方修正で翌日 -6.25%・7年ぶり安値、AI-first ARR は3倍超で $500M に
過去最高の売上・利益・通期上方修正を出すも、CFO Dan Durn の突然退任 (Marvell へ) と freemium 転換に伴うオーガニック ARR の $500M 下方修正が水を差し、翌日 -6.25%・7年ぶり安値に沈んだ逆説決算。AI-first ARR は3倍超で $500M だが、本業 ARR の質的減速と経営陣の二重交代が重し。
- 経済指標生産者物価指数 (PPI) 5月約 13 分
5月分 生産者物価指数 (PPI) — 中東戦争のガソリン高で +1.1% MoM・+6.5% YoY と2022年11月以来の高進、コアは予想以下で『主犯はエネルギー・基調はまだ堅い』前日 CPI と瓜二つ
ヘッドライン PPI は中東戦争のガソリン高で +1.1% MoM・+6.5% YoY と2022年11月以来の高さ。コアは +0.4% と予想以下に減速し『主犯はエネルギー、基調はまだ堅い』構造は前日 CPI と瓜二つ。指標はタカ派だが当日株はイラン攻撃キャンセル→原油反落で反発。
- マーケット インサイト約 10 分
夏のアノマリー総点検 — 2026 は『Sell in May』が効く悪い半年 + 中間選挙年、4月ピーク→10月底→年末反発の地図
2026 は『悪い半年 (5〜10月)』× 中間選挙年のダブル逆風。歴史的には 4月ピーク→10月底→年末反発。夏の弱さに過剰反応せず秋の押し目を待つ地図として使う。
- デイリーDAILY · 2026 / W24約 40 分
2026/06/10 — 半導体の一日反発が早くも息切れ、SOX はザラ場 -6.87% から引け -1.93% へ戻すも CPI 前夜に VIX が 20 奪回 / 主役は WWDC で失望売りの Apple -3.65%、テックからのローテーションで Dow だけ最高値圏
US 6/9 (火) は、前日 6/8 の『半導体一極反発 (SOX +5.61%、全 30 銘柄高)』がたった一日で息切れし逆回転したセッション。トランプ大統領が米軍ヘリ攻撃への報復としてイランへの軍事攻撃再開を示唆し、場中は SOX がザラ場 -6.87% (安値 11,900.68) まで叩かれたが、『数日内に合意の可能性』発言で原油 (WTI $88) が逆に小反落、株も引けにかけ戻して SOX -1.93% (12,657.8)・NVDA は -0.4% ($207.74) と下げ渋った。指数は S&P 500 -0.26% (7,386.65)、NASDAQ -0.97% (25,678.82) と小幅安だが、Dow は +0.17% (50,872.11) で最高値圏に残存。中身は明確なローテーションで、テックセクター (XLK) -1.85% に対しヘルスケア (XLV) +1.26%・資本財 (XLI) +1.13%・金融 (XLF) +0.94% が逆行高。主役は WWDC 2026 で公開した新 Siri / Apple Intelligence が『iPhone 買い替えを促す証拠に乏しい』と失望され、EU では DMA を巡る対立で投入見送りとなった Apple -3.65% ($290.55)。OpenAI が 6/8 に IPO を機密申請したと公表し (評価額 $1兆超狙い)、Apollo / Blackstone が Anthropic 向けに $35B のプライベートクレジット (Google 製チップ購入向け) を組成したことで、AI 設備投資のレバレッジ化とバブル懐疑が再燃。VIX は前日終値 18.92 から 20 台へ切り上がり、市場は JST 6/10 (水) 21:30 の 5月 CPI (消費者物価指数、予想ヘッドライン +4.2% YoY と 2023年4月以来最高) を『下振れ材料』ではなく『上振れリスク』として身構えた。Fed は 6/16-17 FOMC (ウォーシュ新議長の初会合) 前のブラックアウト期間入りで、要人発言ゼロのままデータが金利を動かす。
- 決算ORCL Q4 FY26約 13 分
ORCL Q4 FY26 — 全項目で過去最高・RPO $638B (+363%) も、capex 暴騰と $40B 資金調達で時間外 -7%。『受注は神・キャッシュは地獄』の逆説決算
全項目過去最高 + RPO $638B (+363%) の歴史的受注も、capex FY27 $70B 見込みと $40B 資金調達・希薄化を嫌気し時間外 -7%。AI 受注を現金化できるかが次の論点。
- 経済指標消費者物価指数 (CPI) 2026年5月約 13 分
2026年5月 消費者物価指数 (CPI) — ヘッドライン +4.2% YoY で3年ぶりに4%台、だが主犯はガソリン +7%。コアは +2.9% YoY / +0.2% MoM と予想以下で『質はタカ派・芯はハト派』の分裂指標
ヘッドライン +4.2% YoY で3年ぶり4%台も主犯はガソリン +7%。コアは +0.2% MoM で予想下回り芯は鈍化。『見出しタカ派・芯ハト派』の分裂をイラン地政学が増幅し株は急落。
- デイリーDAILY · 2026 / W24約 32 分
2026/06/09 — 金利ショックからの反発は「半導体一極集中」、SOX +5.61% で全 30 銘柄高も Russell は +0.77% で見劣り / 主役は CPI 前夜の Marvell S&P500 採用
US 6/8 (月) は、前週金曜 (6/5) の金利ショック — 5月雇用統計 (NFP) が +172k と予想の倍超で大ビートし、年内利下げ観測が消滅して半導体が SOX -10.26% で壊滅した日 — からの自律反発セッション。週末にイランがイスラエルへの軍事作戦終了を表明し、寄り前に急騰していた原油 (WTI ザラ場 $95 台) が巻き戻したことでリスクプレミアムが剥落、金曜に最も叩かれた半導体が急反発した。S&P 500 は +0.30% (7,405.73)、NASDAQ +0.86% (25,929.66)、Dow は -0.16% (50,786.01) とまちまち。震源だった SOX (フィラデルフィア半導体指数) は +5.61% (12,906.69) で全 30 銘柄が上昇し、Intel +11.19%・Micron +9.87%・Marvell +9.63% ($288.85) が牽引。Marvell は 6/22 に Pool Corp と入れ替わる形で S&P 500 採用が確定し、パッシブ買い需要への期待も上乗せされた。Corning は Amazon のデータセンター向け光ファイバー供給契約 (数十億ドル規模) を受けて +8% と、AI 配線の裾野まで物色が広がった。VIX は 21.51 → 18.92 (-12.0%) へ低下しリスクオフ警戒は後退。ただし戻したのは大型ハイテク数銘柄に集中し、Russell 2000 は +0.77% (2,855.42) と指数の見栄えに追随できておらず「戻りの中身は薄い」。10年債は 4.55% 前後で高止まり、年内利下げ観測は CME FedWatch でほぼ消滅 (年内利上げ確率 70% へ)。今週最大の山場は JST 6/10 (水) 21:30 の 5月 CPI (消費者物価指数、予想ヘッドライン +4.2% YoY と 2023年以来の高水準)。Fed は 6/16-17 FOMC 前のブラックアウト期間入りで、要人発言ゼロのままデータの生反応が金利を動かす週。
- ウィークリー2026 第24週 (6/8–6/12) プラン約 19 分
2026/06/08 週のプラン — リスクオフ転落から始まる『インフレ二連弾』ウィーク、CPI(6/10)・PPI(6/11)・ORCL/ADBE 決算が金利と AI 相場を試す
リスクオフ転落から始まる『インフレ二連弾』ウィーク。CPI(6/10)・PPI(6/11) が金利の方向を、ORCL/ADBE 決算が AI 相場を試す。Fed はブラックアウトで沈黙、米6/10 は材料が縦3連続。
- ウィークリー2026 第23週 (6/1–6/5)約 26 分
2026/06/01 週 — AI 多幸感の絶頂から金利ショックでリスクオフへ転落、NASDAQ 週次 -4.69% / 来週は CPI・PPI・FOMC 前の最終インフレ二連弾
AI 多幸感の絶頂 (S&P 史上初 7,600 / ソフト最高値) から、AVGO ショック → NFP 金利ショックでリスクオフへ転落した転換の週。NASDAQ 週次 -4.69%、VIX 15→21。来週は FOMC 前の CPI/PPI が分岐点。
- ファイリングSC 13D/A · Pershing Square Capital Management約 11 分
Ackman の Pershing Square が HHH 優先株 10 億ドル取得を完了 — Howard Hughes の「Berkshire 化」を資金面で前進させた 13D/A
Ackman の Pershing Square が HHH の Vantage 買収 (約 21 億ドル) に合わせ 10 億ドルの交換可能永久優先株取得を完了。普通株 46.9% は維持し『Berkshire 型持株会社』化を資金面で前進させた一手。買い増しサインではなく支配株主の資本取引。
- デイリーDAILY · 2026 / W23約 33 分
2026/06/06 — NFP +172k の金利ショックでローテーションがリスクオフへ反転、半導体が SOX -10.26% で壊滅 / NASDAQ -4.18% は 2025年4月以来最悪、VIX +39.5%
US 6/5 (金) は前日デイリーが『分岐点』と書いた NFP に明確な答えが出た日。5月雇用統計 (NFP) が +172,000 と予想 (約 +80k) の倍超で大ビートし、3〜4月の計 +93k 上方修正も重なって『労働市場は減速していなかった、むしろ再加速』が確定。年内利下げ観測は消滅し、市場は『ウォーシュ新議長下での利上げ復活』すら織り込み始めた。10年債は 4.54% (5/21以来高)、30年債は 5% を突破し、高デュレーションのグロース株が直撃。前日まで『テック → 非テックのローテーション (VIX 低下が証拠でリスクオフではない)』だった相場は、この金利ショックで一転して全面安へ反転した。NASDAQ は -4.18% (25,709.43) と 2025年4月以来最悪、S&P 500 -2.64% (7,383.74)、Dow -1.35% (50,866.78)、ローテーションの受け皿だった Russell 2000 も -3.47% で『逃げ場なし』に。震源の半導体は AVGO 決算ショック 3 日目に金利ショックが重なり、SOX -10.26% で全 30 銘柄安 (MRVL -16.74%・MU -13.21%・ARM -12.84%・AVGO -7.92% で 2日 -19.5%・NVDA -6.20%)。VIX は 15.40 → 21.51 (+39.52%) へ急騰し、前日の『リスクオフではなくローテーション』論に終止符を打った。USD/JPY は 160.11 で 160 を突破し介入警戒。来週の山場は JST 6/10 (水) 21:30 の 5月 CPI。
- デイリーDAILY · CN/HK · 2026 / W23約 10 分
2026/06/05 — 中国・香港株: ハンセン -1.15%・上海 -0.74% と連日アジア最浅、だが中国半導体は直撃 — SMIC -7.18%・本土買いが下げを一部相殺
2026/06/05 の中国・香港市場は、ブロードコム ショック 2 日目でも連日アジアで最も浅い下げにとどまった。上海総合指数は 4,027.74 (-0.74%) と 4 月中旬以来の安値だが下げ幅は限定的、ハンセン指数は 24,961.95 (-1.15%)。同じ日に韓国 KOSPI が -5.54% 暴落したのと対照的。ただし『指数は浅く、半導体は深い』という二層構造が鮮明で、中芯国際 (SMIC) -7.18%、深セン成分指数 -2.21%、中際旭創 (Zhongji Innolight) -7.81%、寒武紀 (Cambricon) -4.39%、海光 (Hygon) -4.10% など、AI 半導体・光通信関連は直撃を受けた。香港では本土投資家の買い (サウスバウンド) がテック売りを一部相殺し下げを和らげた。一方で美団 (Meituan) +1.72% など内需プラットフォームは逆行高。上海総合は週間 -1% で 4 週連続安。USD/CNY は 6.76 と管理相場で安定し、ウォン安に苦しむ韓国との差が際立った。
- デイリーDAILY · 2026 / W23約 33 分
2026/06/05 — AVGO ショックが「大ローテーション」へ昇華、Dow が +875pt で過去最高 / テック → ヘルスケア・金融へ資金大移動、山場は JST 6/5 (金) 21:30 NFP
US 6/4 (木) は前夜の AVGO 決算ショックが『AI の一枚岩崩壊』を超えて『テック → 非テックへの大ローテーション』に昇華した一日。AVGO は -12.6% で時価総額 約$2,800億 を消失 (メガキャップ史上最大級の単日下落) し半導体を押し下げたが、市場全体は崩れず、資金がヘルスケア (XLV +3.14%)・金融 (XLF +2.67%)・不動産 (+1.87%) へ大移動。Dow は +874.86pt (+1.73%) で過去最高 51,561.93、S&P 500 +0.41% (7,584.31)、Russell 2000 +1.59% と幅広く上昇する一方、NASDAQ だけ -0.09% (26,830.96) で取り残された。牽引役は UnitedHealth (UNH) +5% (BofA が Buy 格上げ・目標 $450、配当 5% 増)・Humana +6%・Cigna +4% で、メディカルコスト改善 + AI 効率化期待が managed care を一斉に押し上げた。VIX は 15.40 (-4.11%) へ低下し『これはリスクオフではなく業種ローテーション』を裏づけた。新規失業保険申請は 225k (予想 213k 超・2月以来の高水準) と労働市場が静かに緩み始め、Quantinuum (QNT) が Honeywell 系の量子で IPO・$16.8億調達 (初値 $68・引けほぼ変わらず)。山場は JST 6/5 (金) 21:30 の米雇用統計 (NFP・5月、コンセンサス +100k 前後・失業率 4.3%)。
- デイリーDAILY · JP · 2026 / W23約 10 分
2026/06/05 — 日本株: 日経 -1.31% 続落、主役交代 — 前日逆行高の東エレク -6.61%・アドテスト -4.99% が今日の最大の重しに
2026/06/05 の東京市場は日経平均が 66,588.12 (前日比 -882.57 円 / -1.31%) と続落。ブロードコム ショック 2 日目だが、値動きの中身は前日と『主役交代』した。6/4 に -11.28% 暴落したソフトバンクG は +0.66% と自律反発した一方、6/4 に +4.53% と逆行高だった東京エレクトロンが -6.61%、アドバンテストが -4.99% と、製造装置株が時間差で売られて今日の最大の重しになった。半導体の中での資金の向き先が日替わりで入れ替わる『選別の混乱』局面。対照的に銀行 (三菱UFJ +1.58%)・トヨタ自動車 (+0.41%)・ソニー (+0.54%) は逆行高で、日銀 6 月利上げ観測を背景にしたグロース → バリュー/金融のローテーションが続いた。USD/JPY は 159.91 と高止まり。米雇用統計 (NFP, JST 6/5 21:30) を引け後に控え、様子見も重なった。
- デイリーDAILY · KR · 2026 / W23約 10 分
2026/06/05 — 韓国株: 「黒い金曜日」KOSPI -5.54% 暴落、サイドカー発動 — SK ハイニックス -9.92%・外国人 20 日連続売りで半導体集中の脆さが本番に
2026/06/05 の韓国市場は KOSPI が 8,160.59 (前日比 -478.82pt / -5.54%) と暴落、『黒い金曜日 (검은 금요일)』と呼ばれた。前日 6/4 に『翌日の本番』として警戒した暴落が現実になった形。寄り直後に急落して売りサイドカー (プログラム売買の売り一時停止) が発動、ザラ場では一時 8,038 まで下げて 8,000 割れ寸前まで迫った。中心はやはり半導体 2 強で、サムスン電子 -6.40%・SK ハイニックス -9.92%・SK スクエア -7.57% と『삼전닉스』が崩落、サムスン物産 -13.93% など時価総額上位の大半が急落した。外国人投資家は 20 営業日連続の売り越しで当日だけで 3 兆 5,213 億ウォンを売り、USD/KRW は 1,537 (一時 1,550 接近) へとウォン安が加速、株安 → ウォン安 → 外国人換金売りの悪循環に入った。半導体集中という KOSPI の構造が、AI バブル巻き戻し局面でアジア最大の下げを生んだ。
- 経済指標米雇用統計 (NFP) 5月約 15 分
5月分 米雇用統計 (NFP) — +172,000 と予想の倍超ビート、利下げ観測消滅でナスダック -4.18%
5月 NFP は +172,000 と予想の倍以上の大ビート、失業率 4.3% 据え置き + 前2か月計 +93,000 の上方修正。年内利下げ観測は消滅し市場は利上げ復活すら織り込み、NASDAQ は -4.18% と 2025年4月以来最悪の日に。
- デイリーDAILY · CN/HK · 2026 / W23約 10 分
2026/06/04 — 中国・香港株: ブロードコム ショックでも下げは浅く、ハンセン -1.1%・上海 -0.7% で相対的デカップリング
2026/06/04 の中国・香港市場は、米ブロードコムの AI 半導体ガイダンス未達ショックの中でも相対的に底堅かった。ハンセン指数は 25,364 (-1.1%)、上海総合指数は 4,055 (-0.7%) と、日経平均 -1.36%・KOSPI -1.84% に比べ下げが浅い。最大の理由は『半導体エクスポージャーの低さ』 ── 中国本土の指数は AI 半導体への依存度が日韓より小さく、AI バブル巻き戻しの直撃を受けにくい。下げの主因はむしろ中東情勢 (イラン・湾岸) の緊張による世界的リスク回避と米中摩擦で、テンセント -1.59%・アリババ -2.45%・SMIC -1.75% とプラットフォーム/半導体が連れ安した。一方で内需・政策期待 (景気刺激策・国家チーム介入観測) が下値を支え、『AI に傾いた市場が崩れる時の相対的な避難先』という顔を見せた。USD/CNY は 6.77 と安定。
- デイリーDAILY · 2026 / W23約 36 分
2026/06/04 — AVGO は AI +143% でも時間外 -14%、「完璧を織り込んだ株」の出尽くし売り / AI が半導体 ↔ ソフトの二極化へ、山場は JST 6/5 (金) NFP
US 6/3 (水) は前日の史上最高値 (S&P 500 初の 7,600 超) から全面反落。S&P 500 7,553.68 (-0.74%)、Dow 50,687.07 (-1.21%) と景気敏感・小型ほど深く売られた。引け後の Broadcom (AVGO) 決算は売上 $22.2B (+48%)・AI 半導体 $10.8B (+143%) と文句なしの好決算ながら、Q3 AI ガイダンスと FY2027 の AI $100B 目標を『据え置いた』ことが嫌気され時間外 -14%。完璧を織り込んだ高バリュエーション株が好決算でもハードルを超えられない典型例。同じ夜の CrowdStrike (CRWD) も Net New ARR 過去最高・通期上方・4 対 1 分割の好決算で時間外 -9%——先行指標 (Billings) ミスで売られた『双子』。日中は IGV (ソフトウェア ETF) -4.33%、CRM -5.09% / NOW -7.64% / PLTR -6.55% と AI アプリ・業務ソフトが崩落する一方、半導体 (SMH +0.90%、QCOM intraday +6.38%) は逆行高で、市場は『AI の中で勝ち組と被代替リスク組を選別』する局面に入った。隠れた伏線は Partners Group が evergreen 型 PE ファンドの解約を制限したことで再燃したプライベート市場の流動性不安 (BX -4.46% / KKR -4.18%)。山場は JST 6/5 (金) 21:30 の米雇用統計 (NFP・5月)。
- デイリーDAILY · EU · 2026 / W23約 11 分
2026/06/04 — 欧州株: ブロードコム ショックで STOXX600 -0.7%、だが ASML は逆行高・LVMH/Airbus/医薬がディフェンシブ逃避
2026/06/04 の欧州市場は、米ブロードコムの AI 半導体ガイダンス未達ショック (米 6/3 引け後 -13.78%) を寄りから織り込み軟調。STOXX 600 は 621.19 (-0.7%)、DAX -1.3%、CAC 40 ・FTSE 100 も小幅安、ユーロ STOXX 50 は 6,053.57 (-0.9%)。だが下げ幅は日経 -1.36%・KOSPI -1.84% より浅く、内実は『市場全体の下げ』ではなく『AI 半導体の巻き戻し + ディフェンシブへの逃避』という選別だった。象徴は半導体でも製造装置の ASML が +0.86% と逆行高 (日本の東京エレクトロンと同じ『装置は別ロジック』)、対照的に SAP などソフトは軟調。さらに LVMH +2.88%・Airbus +4.55%・医薬 (Novo Nordisk +4.17%・Novartis +2.04%) が個別材料/ディフェンシブ需要で逆行高。背景に中東リスク・原油高・プライベート市場懸念。ECB は 6/11 会合で +25bp 利上げ確率 97% と、金融引き締め局面が割高グロースの重しとなる。
- デイリーDAILY · JP · 2026 / W23約 13 分
2026/06/04 — 日本株: ブロードコム ショックで SBG が日経を 754 円押し下げ、東エレクは逆行高で「半導体の選別」鮮明
2026/06/04 の東京市場は日経平均が前日比 -931.44 円 (-1.36%) の 67,470.69 円と、初の 6 万 8000 円台 (過去最高値) から 4 日ぶりに反落。米ブロードコムの決算が「good な実績・物足りない AI ガイダンス」で時間外 -13.78% となり、AI 半導体関連に利益確定売りが波及。ソフトバンクG は -11.28% と急落し 1 銘柄で日経を約 754 円押し下げた。一方で東京エレクトロンは対中規制の日蘭適用除外観測を支えに +4.53% と逆行高で年初来高値を更新、「同じ半導体でも AI ファブレス/ASIC と製造装置で明暗」という選別が鮮明に。日銀 6 月会合 (15-16 日) の利上げ観測 (OIS 逆算で確率 78%) も割高なグロースの重しとなり、相対的に銀行株が底堅かった。
- デイリーDAILY · KR · 2026 / W23約 11 分
2026/06/04 — 韓国株: ブロードコム ショックを前に KOSPI -1.84%、半導体集中の脆さが露呈 (翌 6/5 に -6% 暴落・CB 発動へ)
2026/06/04 の韓国市場は KOSPI が 8,639.41 (前日比 -1.84%) と、6/2 の過去最高値圏 (8,801) から反落。米ブロードコムが時間外で AI 半導体ガイダンス未達により急落 (-13.78%) したことで、半導体の比重が極端に高い韓国市場の投資心理が悪化した。サムスン電子 351,500 ウォン (小幅安)・SK ハイニックス 2,298,000 ウォン (-2.58%) と、6/4 時点では「警戒しつつ持ちこたえた」段階。だが翌 6/5 には KOSPI が一時 -6% 超で 2026 年に複数回目のサーキットブレーカー (CB) が発動、サムスン -7%・SK ハイニックス -9% の暴落へ発展した。『삼전닉스 (サムスン+ハイニックス)』2 銘柄で KOSPI 時価総額の約半分を占める集中構造が、AI バブル巻き戻し局面で最大の弱点になった一日。USD/KRW は 1,530 へ約 +0.9% ウォン安。
- 決算AVGO Q2 FY26約 18 分
AVGO Q2 FY26 — AI 半導体 +143% で過去最高益。それでも時間外 -14%、『完璧を織り込んだ株』の出尽くし売り
AVGO の Q2 FY26 は AI 半導体 +143% で全項目過去最高、なのに時間外 -13.7%。Q3 AI ガイド $16B が期待 $17.2B 未達 + FY26 AI 据え置き + ソフト弱で『完璧の織り込み』が剝落。受注残 $30B・FY27 AI $100B 超で長期テーゼは無傷——調整局面。
- 決算CRWD Q1 FY27約 16 分
CRWD Q1 FY27 — Net New ARR 過去最高 + 4対1分割。なのに -9%、AVGO と同じ夜の『先行指標ミス』で売られた双子
CRWD の Q1 FY27 は Net New ARR 過去最高 $256M・通期上方・初の4対1分割でもビート、なのに時間外 -9.2%。売上の先行指標 Billings $1.35B が予想未達で出尽くし。YTD +60% の高 P/S。AVGO と同じ夜の双子——調整局面。
- 経済指標ベージュブック (Beige Book) 5月版約 18 分
5月版ベージュブック (Beige Book) — 成長は緩やか・雇用は安定もインフレ再加速、中東エネルギー高で「K 字消費」が深まる
成長は緩やか・雇用は安定・製造業は底堅いが、中東エネルギー高でインフレが『moderate to strong』へ再加速。非労働コストが販売価格を上回りマージン圧縮、消費は所得層で二極化する『K 字』。FOMC 据え置き継続を後押し。
- マーケット インサイト2026 Q2 決算ナイト約 42 分
6/3 決算ナイト — AVGO『AI 半導体の最終試験』とCRWD『最高値のハードルテスト』が同じ夜に。最高値だが薄い相場は拡散するか剝落するか
AVGO (AI 半導体)・CRWD (サイバー)・FIVE (低所得消費) が同じ夜に決算、MDT (医療) は寄り前で結果済み。最重要 3 トリガー: AVGO AI 売上 $10.7B 超 / CRWD Net New ARR $250M 超 / 6/5 NFP が +100K 超か。
- 銘柄分析PLTR約 14 分
PLTR (Palantir) — AIP が灯した US 商業 +133% 再加速と Rule of 40=145% の怪物 vs. 予想 PSR 約 40 倍・実績 PSR 約 65 倍
政府の堀の上に AIP の商用 land-and-expand を重ねるデータ解析プラットフォーム。2026 Q1 で US 商業 +133%・Rule of 40=145% という高成長高収益の怪物だが、実績 PSR 約 65 倍・予想 PER 約 110 倍が数年先の完璧超の実行を前借り。事業は強気・株価は慎重で総合はまちまち、見立て 4 本で検証。
- デイリーDAILY · 2026 / W23約 15 分
2026/06/03 — MRVL +33% がジェン・スン・フアン『次の1兆ドル企業』で点火、S&P 500 が史上初 7,600 超も中身は薄い / JOLTS タカ派でも金利騰がらず、山場は JST 6/4 (木) 早朝 AVGO 決算
US 6/2 (火) は『最高値の中身が極端に薄い』一日。S&P 500 は史上初の 7,600 超 (7,609.78, +0.13%) で最高値更新、Dow も +0.45% だが、上昇は NVIDIA CEO ジェン・スン・フアン (Jensen Huang) が Computex で Marvell を『次の1兆ドル企業』と名指ししたことによる MRVL +33% (上場来最大) と、HPE +19% (決算) を中心にした AI 半導体への一点集中。Russell 2000 はマイナス圏、INTU -8.9%、GOOGL -4% ($80B 株式発行を嫌気) と個別の崩れが同居し、Shiller P/E は 42.78 と歴史上2番目の高さを記録した。同日発表の JOLTS 求人 4月は 761.8万件 (前月比 +73.1万) のタカ派サプライズも、増加のほぼ全量が専門・対事業所サービス1セクターに集中し採用率は低下、市場は中身の薄さを見抜き 10年債 4.46% / 2年債 4.03% と金利反応を割り引いた。山場は JST 6/4 (木) 早朝 (US 6/3 引け後) の Broadcom (AVGO) 決算と JST 6/5 (金) 21:30 の米雇用統計 (NFP)。
- 経済指標JOLTS 求人労働異動調査約 11 分
JOLTS 2026年4月 — 求人が761.8万件に急増、専門・ビジネスサービスが牽引しタカ派傾斜
求人が +73.1万で761.8万件に急増、専門・ビジネスサービスが牽引。Quits は逆に6年ぶり低水準で『低採用・低解雇』の歪み。利下げ後ずれを織り込ませるタカ派サプライズ。
- 経済指標ADP 全米雇用報告 (ADP Employment)約 14 分
ADP 全米雇用報告 2026年5月 — 民間雇用 +122千人で予想超え、2025年1月以来の最速ペースも『躍動感は欠く』
民間雇用 +122千人で予想超え・2025年1月以来最速。ただし4月分は +105千へ下方改定され、賃金も転職者が鈍化。底堅いが躍動感を欠く『中立』。
- 経済指標製造業新規受注 (Factory Orders)約 13 分
製造業新規受注 4月 +1.5% (予想下振れ) — 航空機がヘッドラインを押し上げ、コア資本財は -1.1% に小休止
ヘッドラインは予想割れだが中身は航空機ノイズ。底流の capex は ISM 改善と整合し、設備投資テーマは無傷。Fed の 6月据え置きを動かす材料ではない。
- 経済指標ISM 非製造業景気指数 (ISM Services PMI)約 13 分
ISM 非製造業景気指数 (ISM Services PMI) 2026年5月 — 総合 54.5 で予想超え、新規受注 57.3 が加速も雇用は3か月連続縮小、仕入価格は2022年8月来の高水準
総合 54.5 で予想超え・新規受注 57.3 加速も雇用は3か月連続縮小、仕入価格 71.3 で2022年8月来高。景気底堅・インフレ粘着・雇用だけ弱いタカ派寄り。
- デイリーDAILY · 2026 / W23約 39 分
2026/06/02 — ARM +16% が AI PC『RTX Spark』で点火、ソフトウェアが歴史的 3 日急騰 (IGV 過去最高) / ジェン・スン・フアン『今ほどソフト企業に良い時はない』、AI 電力 CEG は売出しで -8% / 山場は JST 6/5 (金) NFP
US 6/1 (月) は『AI がソフトウェアを殺す』という 2026 年前半を支配した恐怖が反転した一日。触媒は Computex 台北での NVIDIA CEO ジェン・スン・フアン (Jensen Huang) の『今はソフト企業であるのに史上最高の瞬間の一つ』発言。同時に発表された Arm ベースの AI PC チップ『RTX Spark (N1X)』とデータセンター CPU『Vera』が ARM を +15.7% に押し上げ (ショートカバーも重複、空売り比率 13.8%)、CRM +9.7% / NOW +9.2% / CRWD +7.0% / PANW +6.7% が続いた。ソフトウェア ETF IGV は 3 日で +15% (記録上最高の 3 日間)。S&P 500 7,599.96 (+0.26%)・NASDAQ Comp 27,086.81 (+0.42%) は揃って最高値更新。対照的に AI 電力の CEG は -7.66% (出来高 3.4x) だが、主因は $30.9 億・終値割れの二次売出しで、純粋なローテーションではなく固有の需給悪化との二重構造。Russell 2000 は -0.47% と逆行し、VIX +4.77% / F&G 内部二極化 (モメンタム 98 ↔ ブレッドス 34) = 上昇の幅は依然狭い。ISM 製造業 PMI は 54.0 (予想 52.6-53.0 超) でリスクオンを後押し。今週最大の山場は JST 6/5 (金) 21:30 の米雇用統計 (NFP、予想 +89K / 失業率 4.3% / 平均時給 +3.5%)。その前に JST 6/4 (木) 朝の AVGO / CRWD 決算が AI 相場の体温計。なお US 6/1 (月) 午後にイランが米協議を凍結しホルムズ海峡封鎖を表明、WTI は +7.69% の $94.08 へ急騰しており、エネルギー インフレ → 利下げ後ずれ → リスクオフへの反転が AI テーマの陰で進む最大のテールリスク。
- 経済指標ISM 製造業 PMI (5月)約 15 分
5月分 ISM 製造業 PMI — 54.0 で 2022 年 5 月以来の高水準。新規受注 56.8 が牽引もインフレ価格 82.1 は高止まり、雇用 48.6 はなお縮小
ISM 製造業 PMI 5月分は 54.0 (予想 53 上回り、2022/5 以来の高水準)。新規受注 56.8 が牽引し 5 カ月連続拡大。ただし価格 82.1 で関税インフレ高止まり・雇用 48.6 で 32 カ月縮小という『成長は加速、しかし物価と雇用に影』の二面性。
- 銘柄分析ARM約 18 分
ARM (Arm Holdings) — 世界のチップに通行料を取る IP ライセンスから『自社シリコン』へ。AGI CPU が架けた橋 vs. PER 480 倍が背負う 2031 年の期待
世界のチップに通行料を取る IP ライセンスから自社シリコン (AGI CPU) へ転換中。粗利 98%・データセンター CPU シェア約 50% と堀は広いが、PER 約 483 倍が会社の 2031 年目標を前借りしている。最大の論点は需給を歪める SoftBank 88% 保有と極端な評価倍率。
- 銘柄分析ASML約 27 分
ASML — EUV 露光装置の唯一の供給者という最強級の堀 vs. 中国規制・顧客集中・予想 PER 41 倍という対価
EUV 露光装置の唯一の供給者。堀は半導体装置 4 社で図抜けて広いが、中国規制 (MATCH 法案)・TSMC への極端な顧客集中・予想 PER 41 倍の重い評価が対価。独占は揺らがないが株価は完璧な執行を織り込む。
- 銘柄分析CCJ約 15 分
CCJ (Cameco) — どの炉が勝っても恩恵を受ける上流『つるはし売り』+ Westinghouse 総合プレイ vs. PER 105 倍
世界最大級のウラン採掘 + 転換 + Westinghouse 49%出資の総合プレイ。どの炉型が勝っても燃料は要るため勝者を選ばずテーマ全体を買える分散ポジションで黒字・純現金。だが PER 105 倍はウラン価格の構造的上昇を相当織り込み、スポット軟化局面で調整リスク。総合は強気寄り、見立て 4 本で検証。
- 銘柄分析CEG約 14 分
CEG (Constellation Energy) — 米最大の無炭素発電で『いま稼ぐ原子力』 vs. 成長株化した予想 PER 22-25 倍
米最大の無炭素発電事業者。既存原子力の PPA を AI 電力需要で『いま』黒字収益化する実需企業だが、株価は公益株から成長株へ評価軸が移り、予想 PER 22-25 倍と Calpine 買収による財務レバレッジ上昇が実力に先行する。見立て 4 本で検証。
- 銘柄分析CRWD約 17 分
CRWD (CrowdStrike) — 単一エージェント・単一クラウドの純度が生む業界最良の堀 vs. 予想 PSR 33 倍・PER 161 倍
単一エージェント・単一クラウド (Falcon) に 30 超モジュールを載せる高純度 SaaS。2024/7 障害から純新規 ARR が過去最高 $331M (+47%) へ完全回復し ARR $5.25B (+24%)。AI・プラットフォーム化・アイデンティティの全トレンドで需要を取り込む業界最良の構造ポジションだが、予想 PSR 33 倍・PER 161 倍が完璧な実行を先取り。総合はまちまち、見立て 4 本で検証。
- 銘柄分析DIS約 21 分
DIS (Disney) — IP の宝庫とパークの代替不能性という広い堀。だが本当の試金石は『溶けゆくリニア TV』を配信とパークが埋め切れるか
IP の宝庫とパークの代替不能性という広い堀を持つメディア複合企業。利益の柱は映画でも配信でもなくテーマパーク。見立ての分かれ目は、溶けゆく高収益リニア TV を、黒字化した DTC (利益率 10%、ただし Netflix の約 1/3) とパークの成長で埋め切り、全社 EPS の二桁成長を保てるか。予想 PER 13.8 倍は歴史的低位で、承継リスクは D'Amaro 指名で解消済み。
- 銘柄分析FTNT約 16 分
FTNT (Fortinet) — 自社 ASIC が生む業界随一の稼ぐ力 vs. 更新サイクル依存と脱ハードウェアの構造逆風
自社 ASIC を積んだ FortiGate ファイアウォールで稼ぐネットワークセキュリティの統合プラットフォーマー。セキュリティ大手で最も厚い GAAP 黒字と FCF マージン 50% 超を持つ稼ぐクオリティ名だが、成長の足元が一過性のハードウェア更新サイクルに依存し、クラウドネイティブ勢の脱ハードウェア化に最も守勢で立つ二面性。株価 2 倍化で割安妙味は縮小。総合はまちまち、見立て 4 本で検証。
- 銘柄分析GFS約 15 分
GFS (GlobalFoundries) — スマホ依存脱却の構造転換 + 量子の『つるはし売り』ファウンドリ vs. 成熟ファウンドリに PER 40 倍
12nm 以上の成熟プロセスに特化した米系専業ファウンドリ。スマホ依存から車載・通信インフラ・光通信への構造転換が粗利率改善で表れ始め、量子受託ファウンドリ QTS ($375M CHIPS) は『どの量子方式が勝っても受注できるつるはし売り』。だがフォワード PER 40 倍は UMC 17 倍の倍以上で、見立て 4 本は粗利率定着・光通信倍増・量子の本契約で検証する。
- 銘柄分析IBM約 15 分
IBM — 高品質キャッシュ製造機への転換 + 米国初の量子ファウンドリ Anderon vs. 一桁成長に PER 25 倍
売上 $67.5B の巨大 IT 複合体。本体はソフト比率上昇と FCF 改善で『低成長だが高品質なキャッシュ製造機』へ転換し、量子 ($1B CHIPS の Anderon) は無料で付いてくる上振れオプション。だが一桁成長に対しフォワード PER 25.5 倍は割高で、見立て 4 本はソフト成長・量子の確定契約・倍率の正当性で検証する。
- 銘柄分析LEU約 15 分
LEU (Centrus Energy) — 米国唯一級の HALEU 生産という『つるはし売り』 vs. 予想 PER 74 倍と DOE 分散発注
米国唯一級の HALEU 生産者。SMR がどれだけ受注を取ろうと要る燃料を売る『つるはし売り』で、プレレベニュー SMR 勢と違い黒字・受注残 $3.9B の実態を持つ。だが予想 PER 74 倍は実需に先行し、DOE 分散発注で『米国唯一』の希少性は数年で薄れる。見立て 4 本で検証。
- 銘柄分析OKLO約 15 分
OKLO (Oklo) — 自社で建て・保有・運営する SMR モデルと約 14GW の人気 vs. 売上ゼロ・認証は後発・希薄化の現実
液体金属高速炉 Aurora を自社で建て・保有・運営して電気を売る人気 SMR 企業。約 14GW のパイプラインと話題性は本物だが、売上ゼロ・認証は NuScale に後れ・希薄化進行という現実が、時価が織り込む将来基数と乖離する。見立て 4 本は時間軸イベントで検証。
- 銘柄分析OKTA約 16 分
OKTA (Okta) — AI エージェント時代に TAM が拡張する独立系アイデンティティ専業 vs. 二桁前半への成長鈍化
独立系のアイデンティティ・アクセス管理 (IAM) 最大手。AI エージェントが企業内に大量の非人間 ID を生み中核市場を構造的に拡張する『AI は追い風』の最右翼だが、収益化はこれからで現状寄与ゼロ。FY2026 に通期 GAAP 黒字転換 ($235M) で稼ぐ質は改善も成長は二桁前半へ鈍化。Microsoft Entra 競合が最大の脅威。総合はまちまち、見立て 4 本で検証。
- 銘柄分析PANW約 17 分
PANW (Palo Alto Networks) — ネットワーク+クラウド+SOC+アイデンティティを束ねる『統合の勝者』 vs. PSR 24 倍のプレミアム
次世代ファイアウォール起点に Strata/Prisma/Cortex の 3 本柱と CyberArk (ID)・Chronosphere (運用) を接合した全方位統合プラットフォーマー。プラットフォーム化 (顧客 1,550 社・NRR 119%) が複利で効き AI を取り込む側に立つが、PSR 24.6 倍・予想 PER 83 倍のプレミアムとオーガニック成長 15%・連続買収の統合実行が論点。総合はまちまち、見立て 4 本で検証。
- 銘柄分析QBTS約 15 分
QBTS (D-Wave) — 量子アニーリングの商用先行 + CHIPS $100M vs. 売上 $12M に時価総額 $10.8B・希薄化の常態化
量子アニーリングで商用化を最先行したと主張する量子専業。TTM 売上わずか $12M に時価総額 $10.8B で、株価は現業ファンダではなくテーマ性と技術ロードマップで形成される。現金 $588M のランウェイは厚いが希薄化が常態化し、汎用ゲート型では IBM/IonQ に出遅れ。見立て 4 本は受注の売上転化・CHIPS 確定・現金・アニーリング先行性の維持で検証する。
- 銘柄分析RGTI約 14 分
RGTI (Rigetti) — 自社超伝導ファブ Fab-1 という垂直統合 + CHIPS $100M vs. 売上 $10M に時価総額 $8.5B・希薄化
超伝導ゲート型の量子計算機を自社ファブ Fab-1 で内製する量子専業。TTM 売上わずか $10M に時価総額 $8.5B で、株価は 2035 年シナリオへのオプション。現金 $569M・無借金は厚いが希薄化が続き、同じ超伝導で IBM ($1B CHIPS) と正面衝突。見立て 4 本は現金ランウェイ・CHIPS 本契約・売上成長・方式競争で検証する。
- 銘柄分析TSM約 21 分
TSM (TSMC) — 先端ロジックと CoWoS を握る世界唯一の受託製造拠点 vs. 台湾集中・顧客集中・海外工場の希薄化
先端ロジックと CoWoS を握る世界唯一の受託製造拠点。AI 需要が構造的な追い風だが、台湾集中・顧客集中・海外工場の希薄化が脆い縁。競争優位は広いが株価は歩留まり優位の継続を織り込む。
- 銘柄分析VST約 14 分
VST (Vistra) — 稼働中の炉で 3,800MW の 20年 PPA を締結済み、CEG より割安 vs. ガス・石炭混成と高負債
稼働中の炉とガス火力でデータセンター需要を今日のキャッシュに変える実需型 IPP。AWS・Meta と 約 3,800MW の 20年 PPA を締結済みで CEG より割安だが、ガス・石炭混成ゆえ脱炭素純度では劣り高負債を抱える。総合は強気寄り、見立て 4 本で検証。
- 銘柄分析ZS約 17 分
ZS (Zscaler) — 全トラフィックが通る『関所』の堀 vs. AI 代替論の震源と FY27 成長 16-17% への急減速
全トラフィックをクラウドの『関所』(Zero Trust Exchange) に通して検査する SASE の代表格。Q3 FY26 はビートも FY27 ARR 成長 16-17% への急減速 + 営業リーダー離脱 + AI 代替論で 31% 急落。予想 PSR 約 5 倍は同業最安級・RPO +30%・NRR 115% が下支えする一方、オーガニック成長の脆さと AI レッテルが上値を抑える。総合はまちまち、見立て 4 本で検証。
- ウィークリー2026 第23週 (6/1–6/5)約 21 分
2026 第23週 (6/1-6/5) 作戦プラン — FOMC 前『最後のフルデータ週』、JST 6/4 AVGO + 6/5 NFP の二輪が 9 週連騰・割高相場を試す
FOMC 前『最後のフルデータ週』。JST 6/4 AVGO で AI、6/5 NFP で金利。9 週連騰・P/E 21.2 の割高 + Russell 逆行の狭い地合いを、二輪のサプライズが試す。
- 銘柄分析GOOG約 22 分
GOOG (Alphabet) — 検索という現金製造機の上に、Cloud と Gemini で AI の二本目・三本目の柱を立てられるか
検索という世界最強級のキャッシュマシンを土台に、Cloud と Gemini で AI 時代の二本目・三本目の柱を立てる総合プラットフォーム。Cloud の利益率は AWS に肉薄も追う側。見立て 4 本のうち 2 本は成立、検索の二桁維持と設備投資の回収は『揺らぎ』で検証中。
- 銘柄分析SMR約 23 分
SMR (NuScale Power) — 米国唯一の NRC 設計承認という先行性 vs. 確定受注ゼロと現金・時間軸の現実
米国で唯一 NRC 設計承認を取得した SMR 企業。先行性 (堀) は本物だが、確定受注ゼロ・収益化は 2030 年代初頭・希薄化常態化という『時間軸と現金の現実』が、株価の織り込む将来基数と乖離する。見立て 4 本は時間軸イベントで検証。
- マンスリー2026年5月約 22 分
2026年5月 マンスリー — ソフトウェア『SaaSpocalypse 巻き戻し』で IGV 月間 +21%、S&P 9 週連騰で最高値 / 来月は NFP・CPI・FOMC が利下げ再開の試金石
5月は『AI 設備投資の規模確定 → ディスインフレ → 30Y 5%割れ → ソフト一斉急騰 (IGV +21%)』の連鎖で S&P 9 週連騰・最高値。だが業績記録的・評価過熱・上昇は狭い選別相場。来月は NFP・CPI・FOMC が利下げ再開の試金石。
- デイリーDAILY · 2026 / W22約 50 分
2026/05/30 — ソフトウェアが『SaaSpocalypse 巻き戻し』で月間 +21% (2001年以来最高)、NOW +14% が象徴 / S&P 9 週連騰・最高値、来週 NFP・AVGO が FOMC 前最後の山場
US 5/29 (金) の主役はエンタープライズソフトウェアの一斉急騰。だが正体は『6 社が一斉に決算を出した』のではなく、決算を出していない NOW +14.4% / PANW +9.3% / CRWD +8.9% / ORCL +10.8% が揃って急騰した『Anthropic フィアトレード (SaaSpocalypse 懸念) の巻き戻し』というセクターローテーション。前日 5/28 の DELL ブローアウト + SNOW 好決算で『エンタープライズ AI 需要は本物・ソフトは AI に食われない』が確認され、売られすぎていたソフト株の弱気ポジションが一斉に巻き戻った。IGV (Software ETF) は金曜 +6.25% / 月間 +21% で 2001年10月以来の最高月。SPX 7,580.06 (+0.22%) は 9 週連続上昇で最高値、NASDAQ Comp 26,972.62 (+0.20%)。一方 Russell 2000 は -0.59% と逆行し、ディフェンシブ (COST -3.9%) は売られた = 上昇の幅は狭い。来週 JST 6/4 (木) 早朝 AVGO 決算 + 6/5 (金) 21:30 米雇用統計 (NFP) が FOMC (6/16-17) 前最後のフルデータ週で、6/6 (土) からブラックアウト入り。
- ウィークリー2026 第22週約 20 分
2026 第22週 — Core PCE ディスインフレ確認 → 金曜ソフトウェア一斉急騰 (月間 +21%・2001年以来最高)、S&P 9 週連騰で最高値 / 来週は NFP・AVGO が FOMC 前最後の山場
短縮週は『Core PCE ディスインフレ → 30Y 5%割れ → DELL/SNOW の AI 決算 → 金曜ソフト一斉急騰』の連鎖。IGV 月間 +21% (2001年以来最高)、S&P 9 週連騰で最高値。ただし Russell 逆行で幅は狭い。来週は NFP・AVGO が FOMC 前最後の山場。
- マーケット インサイトQ2 2026約 14 分
S&P500 EPS 改定 — Q2 予想が四半期途中で +2.5% 上方修正 (2021 以来最大)、だが牽引は原油高の Energy という偏り
Q2 2026 EPS が四半期途中で +2.5% 上方修正 (平年は -1.6〜-3.2% の下方修正 / 2021 Q3 以来最大)。だが牽引は Energy +59.2% で原油高依存、今週の原油急落で剥落リスク。
- デイリーDAILY · 2026 / W22約 49 分
2026/05/29 — DELL AI サーバ受注残 $51.3B で時間外 +31%、Core PCE 通過でグロース全面高 / 来週 NFP・AVGO 週が FOMC 前最後の山場
US 5/28 (木) は『リフレ見出しの裏でディスインフレ確認』。Core PCE は YoY +3.3% (2023年10月以来) / ヘッドライン +3.8% と熱いが、MoM はコア +0.2% / ヘッドライン +0.4% と予想下振れ、GDP Q1 改定は +2.0%→+1.6% に下方修正。利上げ織込が利下げ再織込へ巻き戻り 30Y は 5% 割れ (4.985%)、これがデュレーションの長い高 PER グロースを直接利した。SNOW +39.46% (上場来最大) を起点に NOW +6.5% / PLTR +8.2% / ARM +10.8% / AMD +4.6% が全面高、SPX 7,563 (+0.58%) / NASDAQ Comp 26,917 (+0.91%) が最高値更新。一方 SNPS は上振れ決算でも -8.61% で、ガイダンスのモメンタムで勝者と敗者が分かれる選別相場入り。引け後の DELL は売上 $43.8B (+88%) / Non-GAAP EPS $4.86 / AI サーバ $16.1B (+757%) / 受注残 $51.3B、AI 通期目標を $60B へ上方修正し時間外で一時 +31%。来週 JST 6/4 (木) 05:00 AVGO + 6/5 (金) 21:30 NFP が FOMC (6/16-17) 前最後のフルデータ週。
- 決算SNOW Q1 FY27約 9 分
SNOW Q1 FY27 — プロダクト売上 +34% に再加速、AWS 5年 $60億提携、Cortex Code が業績を押し上げ株価 +39%(上場来最大)
プロダクト売上 +34% に再加速、Non-GAAP EPS $0.39 でビート、通期ガイダンス引上げと AWS 5年 $60億提携で株価 +39% (上場来最大)。AI (Cortex Code) が今期の数字を動かし始めた点が画期的。
- 決算SNPS Q2 FY26約 10 分
SNPS Q2 FY26 — EPS +25% 上振れ・通期ガイダンス引上げでも翌日 -8.6%、Design IP の前年比マイナスと約 75 倍 P/E が嫌気された「良い決算で売られる」典型
EPS +25% 上振れ・通期ガイダンス引上げでも翌 5/28 に -8.6%。Design IP の前年比 -5.8%・中国 Entity List 逆風・約 75 倍 P/E の織り込み済み期待が嫌気された「良い決算で売られる」典型例。
- 決算COST Q3 FY26約 10 分
COST Q3 FY26 — 純売上 +11.6% / EPS +15% / 既存店 +9.8% の堅調決算も、約 50 倍 P/E に「サプライズ不足」で時間外 +0.4% の反応薄
純売上 +11.6%・EPS +15%・既存店 +9.8% の堅調決算もコンセンサス僅か上回りにとどまり、約 50 倍 P/E に対しサプライズ不足で時間外 +0.4% の反応薄。会員モデル (更新率 92.2%) はむしろ過去最強。
- 決算DELL Q1 FY27約 11 分
DELL Q1 FY27 — 売上 $43.8B (+88%) / AI サーバ $16.1B (+757%) の桁違いビート、AI 受注残 $51.3B で時間外 +31%。ただし粗利率 18.1% への低下が映す「規模 vs 利益率」
売上 $43.8B (+88%)・EPS $4.86 で大幅ビート、FY27 を売上 $165-169B / AI サーバ約 $60B へ上方修正し時間外 +31%。受注残 $51.3B で売上可視性は極めて高いが、AI ミックスで粗利率 18.1% に低下し『規模は出るが薄利』が次の論点。
- デイリーDAILY · 2026 / W22約 49 分
2026/05/28 — Agentforce ARR $1.2B も反応薄、旅行・リオープン継続 / JST 5/28 (木) 21:30 コア PCE 3 件同時発表が今週の山場
US 5/27 (火) は SPX 7,520 (+0.02%) と指数横ばいも内部は大ローテーション。イラン情勢の剥落で WTI -5.55%、エネルギー売られ景気消費 +1.76%。半導体 (MU/TSM/LRCX) は集団失速、旅行関連 (MGM +9.1%、UAL +6.3%、NCLH +6.1%) は強い窓開け維持。引け後の CRM は Agentforce ARR $1.2B + $25B 自社株買いも時間外 -1.4% で反応薄。30Y 5.18% は構造的逆風。JST 5/28 (木) 21:30 のコア PCE + GDP 2nd + 新規失業保険申請の 3 件同時発表が今週の山場。本日 US 5/28 プレマーケット (JST 19:25 取得) は半導体続落 (MU -2.3% / TSM -2.1% / AMD -1.9%)・CRM 決算後安継続 -1.7%、AME +3.3% など工業過売り組は反発、指数先物はコア PCE 待ちで小幅安。
- 決算AZO Q3 FY26約 14 分
AZO Q3 FY26 — EPS は上振れも売上はわずかに下振れ + 国際弱含みで -11%、52週安値更新
EPS は上振れも売上は下振れで -11% は意外。実態は大型店舗 (Mega Hub) + 法人向け (Commercial) が強い「内部健全」と国際 (メキシコ/ブラジル) が恒常通貨ベース (cc) で減速の「外部弱含み」が同居。52週安値はバリュエーション再評価の入口。
- 決算CRM Q1 FY27約 17 分
CRM Q1 FY27 — Agentforce ARR $1.2B (+205% YoY) で市場期待 $1B 突破、$25B 自社株買い、しかし時間外 -1.4% で反応薄
EPS +24% 上振れ、Agentforce ARR $1.2B、$25B の ASR も時間外 -1.4% で反応薄。YTD -33% の過剰悲観が既に織り込み済み + 座席課金モデル懸念で強気派の再評価ラリーは未達。Q2 の前四半期比成長の証明が分岐点。
- 経済指標コア PCE (4月)約 15 分
コア PCE (4月) — 前年比 +3.3% で 2023 年 10 月以来の高さも、前月比は +0.2% に減速。貯蓄率 2.6% へ急低下
コア PCE 4月分は前年比 +3.3% (2023 年 10 月以来の高さ) と高止まりも、前月比は +0.2% へ減速し予想 (+0.3%) を下回る。GDP Q1 は +1.6% へ下方改定、貯蓄率 2.6% へ急低下。インフレ高止まり + 成長減速の綱引き。
- デイリーDAILY · 2026 / W22約 31 分
2026/05/27 — Micron が $1T 入り、AI メモリ サイクルの本質と工業株 過売りの意味
US 5/26 (火) の米株は SPX 7,519 / NASDAQ 26,656 と揃って史上最高値。主役は UBS が目標株価 $535 → $1,625 に大幅引き上げた Micron (+19%、時価総額 $1T)。しかし大型集中の裏で、工業株 3 社 (PH/DOV/AME) が RSI 25-32 と異常に売られ、S&P 米国製造業 PMI (S&P Manufacturing PMI、供給管理協会 製造業指数) 55.3 という強い業種ファンダと矛盾している。JST 5/27 (水) のテーマは「分散の広がり」と「半導体オプションの楽観極限 (PCR 0.04-0.21)」。JST 5/29 (金) 21:30 の コア PCE (Core PCE、個人消費支出物価指数 コア) が今週の山場。
- 経済指標消費者信頼感指数 (Consumer Confidence)約 11 分
消費者信頼感指数 2026年5月 — 総合93.1へ小幅低下、中東インフレが現状認識を削る一方で期待は反発
総合は小幅低下だが現状悪化と期待80割れ継続で内訳はソフト。ただしUMichの記録的崩落ほどではなく、消費の実弾はまだ折れていない。
- 決算WMT Q1 FY27約 7 分
WMT Q1 FY27 — 売上 +2.5% / 米国既存店 +4.1% / eコマース +26% と中身は堅調も、燃料費・薬価規制で GAAP 減益。株価 −7% も通期据置で『逆風は一時的』
米国既存店 +4.1%・eコマース +26% と消費は底堅いが、燃料費 + 薬価規制で GAAP 減益 (純利益 −12%)、株価 −7%。ただし通期ガイダンス据置で『逆風は一時的』。中身の強さと利益の逆風が同居する『消費者の体温計』。
- マーケット インサイトQ1 2026約 14 分
Mag 7 と裾野の 493 社がそろって 2021 以来の最高益成長 — 幅の広がった Q1、だが市場は「完璧」を要求
Mag 7 (+63.2%) も裾野の 493 社 (+17.4%) も 2021 年以来の最高成長 — 上昇の幅が広がった Q1。だが P/E は平均超で「完璧」を要求。
- 決算NVDA Q1 FY27約 14 分
NVDA Q1 FY27 — 売上 $81.6B (+85%) / データセンター $75.2B (+92%) のクリーンビート、配当 25 倍 + $80B 自社株買いで『成長 × 還元』へ転換。Q2 は $91B ガイド
売上 $81.6B (+85%)・データセンター $75.2B (+92%)・Q2 $91B ガイドの三拍子クリーンビートに、配当 25 倍 + $80B 自社株買いが加わり『成長 × 還元』へ転換。決算前ラリーの反動で初動は muted も、複数ハウスが目標株価を引上げ。AI 設備投資サイクルはなお拡張局面。
- 決算HD Q1 FY26約 7 分
HD Q1 FY26 — 売上 $41.8B (+4.8%) は小幅ビートも既存店 +0.6% と力強さ欠く。GAAP 減益 + 住宅市場の弱さで複数社が目標引下げ、『ヘッドラインより中身』の決算
売上 $41.8B (+4.8%)・調整後 EPS $3.43 は小幅ビートも、既存店 +0.6% と力強さを欠き GAAP 減益。高金利の住宅市場で大型リフォーム先送りが続き、複数社が目標株価を引下げ。『ヘッドラインより中身』の決算。
- ファイリング13F-HR · Berkshire Hathaway約 15 分
Berkshire Q1 2026 の 13F — Greg Abel 初回、16 銘柄全売却で守りを固め Alphabet に集中
Greg Abel 体制初の 13F は「高 PER 銘柄の大量整理 + Alphabet 集中 + Delta 復帰」のローテーション。ただし 45 日前のスナップショットで、現金は別途 $397B 規模との報道。
- ファイリング13F-HR · Duquesne Family Office約 22 分
Duquesne (Druckenmiller) Q1 2026 の 13F — Alphabet を即・全売却、ソフト / メガキャップから AI ハードへ高速ローテ
Q4 に積んだばかりの Alphabet を全売却・Amazon もほぼ全処分し、Broadcom 新規 + Intel / Arm / STMicro で『ソフト → AI ハード』へ高速ローテ。YPF +433% でアルゼンチンにも賭ける。総額は前 Q 比 -25%。Druckenmiller 流の高回転・高確信だが、回転が速く 45 日ラグで現ポジションは既に乖離の可能性が高い。
- ファイリング13F-HR · Icahn Capital約 13 分
Icahn Capital Q1 2026 の 13F — 売買はほぼ無し、IEP + CVR 連合に 77% 集中する支配株主型ポートフォリオ
Icahn の 13F は売買がほぼ無く、IEP (48.5%) + CVR Energy (28.0%) の支配下企業に 77% 集中。動きは SWX 全売却と SATS 圧縮のみ。45 日前のスナップショットで模倣価値は低い。
- 経済指標Retail Sales (4月)約 13 分
2026年4月 小売売上高 — ヘッドライン +0.5% コンセンサス並み、実質 -0.2% で「名目は強いが実質は苦境」
コンセンサス通りで瞬間反応は限定的だが、コア小売 上振れ + 実質マイナス + 裁量崩れの三重構造で「Fed 据え置き長期化」と「K 字消費深化」を裏付けた重要転換点。
- 決算CSCO Q3 FY26約 7 分
CSCO Q3 FY26 — 売上 $15.84B (記録) のクリーンビート、AI インフラ受注 $1.9B (前年比 3 倍) で通期 AI 受注を $9B へ引上げ。株価 +15%、老舗が『AI ネットワーク銘柄』へ再評価
売上 $15.84B (記録)・総受注 +35%・AI インフラ受注 $1.9B (前年比 3 倍) のクリーンビートで、通期 AI 受注を $9B へ引上げ。株価 +15%、HSBC が格上げ。配当株だった老舗が『AI ネットワーク銘柄』へ再評価。
- マーケット インサイトQ1 2026約 14 分
S&P500 決算スコアカード — Q1 EPS +27.7% は 2021 以来の最高益成長、だが上値は織り込み済み
Q1 EPS +27.7% は 2021 以来の最高益成長。だが P/E 21.0 (平均超) と「ビート報われず/ミス過剰に罰される」非対称が、拡大後期=上値織り込み済みを示唆。
- 決算ARM Q4 FY26約 17 分
ARM Q4 FY26 — 記録更新ビートも『需要 $2B 超 vs 供給 $1B』のキャップを嫌気し翌日 -7%、その後 AGI CPU / NVIDIA Vera 材料で $213 → $418 へ約 2 倍に急騰した逆説の四半期
売上 $1.49B (+20%)・EPS $0.60 の記録更新ビートも、AGI CPU の『需要 $2B 超 vs 供給 $1B 据え置き』と通期見通し非開示を嫌気し翌日 -7%。その後 NVIDIA Vera / RTX Spark 材料で $213 → $418 へ約 2 倍に急騰した逆説の四半期。
- 決算AMD Q1 FY26約 8 分
AMD Q1 FY26 — 売上 $10.3B (+38%) / データセンター $5.8B (+57%) のクリーンビート、翌日 +17% ($416) で過去最高値。8 社が目標引上げ、KeyBanc は $530
売上 $10.3B (+38%)・データセンター $5.8B (+57%)・FCF 3 倍のクリーンビート + Q2 $11.2B ガイドで翌日 +17% ($416) の過去最高値。8 社が目標引上げ。AI 半導体の『二番手』が EPYC + Instinct の二本柱でデータセンター企業へ転換。
- 決算PLTR Q1 FY26約 8 分
PLTR Q1 FY26 — 売上 +85% / 米国商用 +133% の記録的決算 + 通期ガイダンス 10pt 引上げでも、PER 約 215 倍ゆえ翌日 −6.9%。『好決算で売られる』高バリュエーションの逆説
売上 +85%・米国商用 +133%・Rule of 40 が 145% + 通期ガイダンス 10pt 引上げの記録的決算でも、PER 約 215 倍ゆえ翌日 −6.9%。ファンダは最強級だが『好決算でも売られる』高バリュエーション リスクが前面に出た逆説の決算。
- 決算AAPL Q2 FY26約 22 分
AAPL Q2 FY26 — 売上 $111.2B (+17%)・EPS $2.01 (+22%) で過去最高の 3 月期、iPhone 17 が史上最人気で iPhone +22% / Greater China +28%。$100B 自社株買い追加
売上 $111.2B (+17%)・EPS $2.01 (+22%) で過去最高の 3 月期。iPhone +22%、Greater China +28% と約 4 年ぶりの強さ。Q3 ガイド +14〜17% は市場想定を大幅に上回り、$100B 自社株買い追加。総合判断: 強気。
- 決算LLY Q1 FY26約 19 分
LLY Q1 FY26 — 売上 $19.8B (+56%) / GLP-1 $12.8B のクリーンビート、通期売上を $82-85B・調整後 EPS を $35.50-37.00 へ引上げ。Mounjaro WW +125% で当日 +9.8%
売上 $19.8B (+56%)・調整後 EPS $8.55 (+156%) で上振れ、Mounjaro WW $8.7B (+125%) の GLP-1 が牽引。通期を売上 $82-85B・EPS $35.50-37.00 へ引上げ、株価当日 +9.8%。総合: 強気。
- 経済指標コア PCE (3月)約 11 分
コア PCE (3月) — 前年比 +3.2% で 2023 年 11 月以来の高止まり、「想定通り」で株は全面高
Fed 最重視のコア PCE 3月分は前月比 +0.3% / 前年比 +3.2% (2023 年 11 月以来の高さ) とコンセンサス通り着地。GDP Q1 は +2.0% に失速も、想定通りを好感し株は全面高。インフレ高止まりは継続。
- 決算AMZN Q1 FY26約 17 分
AMZN Q1 FY26 — 売上 $181.5B (+17%) / AWS $37.6B (+28%、15 四半期ぶり最速) のクリーンビート、全社営業利益率 13.1% は過去最高。ただし Q1 設備投資 $44.2B と FCF 激減が論点
売上 $181.5B (+17%)・AWS $37.6B (+28%、15 四半期ぶり最速)・営業利益率 13.1% 過去最高の三拍子クリーンビート。ただし Q1 設備投資 $44.2B 急増で TTM フリーキャッシュフローは $1.2B (-95%) へ激減し時間外 -3%、AI 投資の回収力が次の論点。
- 決算GOOGL Q1 FY26約 19 分
GOOGL Q1 FY26 — 売上 $109.9B (+22%) / Google Cloud +63% の加速、Cloud 営業利益率 32.9% へ急改善で時間外 +7%。ただし通期設備投資を $180-190B へ再増額
売上 $109.9B (+22%)・Google Cloud +63% で 11 四半期連続二桁成長、Cloud 営業利益率が 17.8% → 32.9% へ急改善し時間外 +7%。EPS $5.11 は非上場株評価益込みで本業は営業利益 +30%。通期設備投資 $180-190B 再増額が次の論点。
- 決算META Q1 FY26約 17 分
META Q1 FY26 — 売上 $56.3B (+33%) / EPS $10.44 で表面はビートも、2026 年設備投資を $125-145B へ引上げ + 一過性の税効果で実力 EPS は $7.31。時間外で約 −7%
売上 $56.3B (+33%)・広告 +33% と本業は力強いが、2026 年設備投資を $125-145B へ引上げ、EPS $10.44 も一過性税効果込みで実力は約 $7.31。AI 投資の重さと DAP の前 Q 比微減が嫌気され表面ビートでも時間外 −7% の mixed。
- 決算MSFT Q3 FY26約 23 分
MSFT Q3 FY26 — 売上 $82.9B (+18%) / Azure +40% のクリーンビート、AI 売上 ラン レート $37B (+123%)。ただし FY26 設備投資 $190B (+61%) への警戒で反応薄
売上 $82.9B (+18%)・EPS $4.27・Azure +40% のクリーンビートに AI ラン レート $37B (+123%)・RPO $627B が加わる強い中身。だが FY26 設備投資約 $190B (+61%) がコンセンサス超で嫌気。論点は『需要』から『回収のタイミング』へ。
- 決算TSLA Q1 FY26約 18 分
TSLA Q1 FY26 — 売上 $22.39B (+16%)・粗利率 21.1% でマージン回復、Non-GAAP EPS $0.41 上振れ。だが納車 35.8 万台は予想下振れ・GAAP 純利益 $477M、設備投資を $25B 超へ引上げて時間外の上げを吐き出す
売上 $22.39B (+16%)・粗利率 21.1% で 5 四半期ぶり高マージン、Non-GAAP EPS $0.41 は上振れ。だが納車 35.8 万台は予想割れ・GAAP EPS $0.13 と薄利、設備投資 $25B 超へ引上げ時間外 +4% を吐き出した弱い決算。
- 決算UNH Q1 FY26約 19 分
UNH Q1 FY26 — 売上 $111.7B (+2%)・調整後 EPS $7.23 で上振れ、医療費率 (MLR) 83.9% へ改善し通期見通しを引上げ。前年の急落からの立て直しが始動
売上 $111.7B (+2%)・調整後 EPS $7.23 で上振れ、医療費率 (MLR) 83.9% へ改善し通期を調整後 EPS >$18.25 へ引上げ。前年の下方修正連鎖が止まり寄り前 +5-7%。ただし Optum Health の営業利益 -15% で回復は道半ば。