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Bull Note米国株 デイリー戦略ノート

決算レポート

個別銘柄の四半期決算を、コンセンサスとの差・ガイダンス・主要 KPI で 1 本ずつまとめています。 関連するデイリーノートと相互リンクで参照できます。

  1. 決算MU Q3 FY268

    MU Q3 FY26 — 売上 $41.5B (記録・コンセンサス +16%・YoY +346%)・粗利率 84.9% (過去最高)・Q4 ガイダンス $50B で AH +13%、AI メモリのスーパーサイクルは健在

    売上 $41.5B (記録)・粗利率 84.9% (過去最高)・Q4 ガイダンス $50B — 全項目 16-24% のコンセンサスビート。前日の -13% を AH +13% で取り戻し、AI メモリのスーパーサイクルは健在を証明。

  2. 決算ADBE Q2 FY2617

    ADBE Q2 FY26 — 過去最高の売上・利益・通期上方修正『ビート&レイズ』も CFO 退任 + オーガニック ARR を $500M 下方修正で翌日 -6.25%・7年ぶり安値、AI-first ARR は3倍超で $500M に

    過去最高の売上・利益・通期上方修正を出すも、CFO Dan Durn の突然退任 (Marvell へ) と freemium 転換に伴うオーガニック ARR の $500M 下方修正が水を差し、翌日 -6.25%・7年ぶり安値に沈んだ逆説決算。AI-first ARR は3倍超で $500M だが、本業 ARR の質的減速と経営陣の二重交代が重し。

  3. 決算ORCL Q4 FY2613

    ORCL Q4 FY26 — 全項目で過去最高・RPO $638B (+363%) も、capex 暴騰と $40B 資金調達で時間外 -7%。『受注は神・キャッシュは地獄』の逆説決算

    全項目過去最高 + RPO $638B (+363%) の歴史的受注も、capex FY27 $70B 見込みと $40B 資金調達・希薄化を嫌気し時間外 -7%。AI 受注を現金化できるかが次の論点。

  4. 決算AVGO Q2 FY2618

    AVGO Q2 FY26 — AI 半導体 +143% で過去最高益。それでも時間外 -14%、『完璧を織り込んだ株』の出尽くし売り

    AVGO の Q2 FY26 は AI 半導体 +143% で全項目過去最高、なのに時間外 -13.7%。Q3 AI ガイド $16B が期待 $17.2B 未達 + FY26 AI 据え置き + ソフト弱で『完璧の織り込み』が剝落。受注残 $30B・FY27 AI $100B 超で長期テーゼは無傷——調整局面。

  5. 決算CRWD Q1 FY2716

    CRWD Q1 FY27 — Net New ARR 過去最高 + 4対1分割。なのに -9%、AVGO と同じ夜の『先行指標ミス』で売られた双子

    CRWD の Q1 FY27 は Net New ARR 過去最高 $256M・通期上方・初の4対1分割でもビート、なのに時間外 -9.2%。売上の先行指標 Billings $1.35B が予想未達で出尽くし。YTD +60% の高 P/S。AVGO と同じ夜の双子——調整局面。

  6. 決算SNOW Q1 FY279

    SNOW Q1 FY27 — プロダクト売上 +34% に再加速、AWS 5年 $60億提携、Cortex Code が業績を押し上げ株価 +39%(上場来最大)

    プロダクト売上 +34% に再加速、Non-GAAP EPS $0.39 でビート、通期ガイダンス引上げと AWS 5年 $60億提携で株価 +39% (上場来最大)。AI (Cortex Code) が今期の数字を動かし始めた点が画期的。

  7. 決算SNPS Q2 FY2610

    SNPS Q2 FY26 — EPS +25% 上振れ・通期ガイダンス引上げでも翌日 -8.6%、Design IP の前年比マイナスと約 75 倍 P/E が嫌気された「良い決算で売られる」典型

    EPS +25% 上振れ・通期ガイダンス引上げでも翌 5/28 に -8.6%。Design IP の前年比 -5.8%・中国 Entity List 逆風・約 75 倍 P/E の織り込み済み期待が嫌気された「良い決算で売られる」典型例。

  8. 決算COST Q3 FY2610

    COST Q3 FY26 — 純売上 +11.6% / EPS +15% / 既存店 +9.8% の堅調決算も、約 50 倍 P/E に「サプライズ不足」で時間外 +0.4% の反応薄

    純売上 +11.6%・EPS +15%・既存店 +9.8% の堅調決算もコンセンサス僅か上回りにとどまり、約 50 倍 P/E に対しサプライズ不足で時間外 +0.4% の反応薄。会員モデル (更新率 92.2%) はむしろ過去最強。

  9. 決算DELL Q1 FY2711

    DELL Q1 FY27 — 売上 $43.8B (+88%) / AI サーバ $16.1B (+757%) の桁違いビート、AI 受注残 $51.3B で時間外 +31%。ただし粗利率 18.1% への低下が映す「規模 vs 利益率」

    売上 $43.8B (+88%)・EPS $4.86 で大幅ビート、FY27 を売上 $165-169B / AI サーバ約 $60B へ上方修正し時間外 +31%。受注残 $51.3B で売上可視性は極めて高いが、AI ミックスで粗利率 18.1% に低下し『規模は出るが薄利』が次の論点。

  10. 決算AZO Q3 FY2614

    AZO Q3 FY26 — EPS は上振れも売上はわずかに下振れ + 国際弱含みで -11%、52週安値更新

    EPS は上振れも売上は下振れで -11% は意外。実態は大型店舗 (Mega Hub) + 法人向け (Commercial) が強い「内部健全」と国際 (メキシコ/ブラジル) が恒常通貨ベース (cc) で減速の「外部弱含み」が同居。52週安値はバリュエーション再評価の入口。

  11. 決算CRM Q1 FY2717

    CRM Q1 FY27 — Agentforce ARR $1.2B (+205% YoY) で市場期待 $1B 突破、$25B 自社株買い、しかし時間外 -1.4% で反応薄

    EPS +24% 上振れ、Agentforce ARR $1.2B、$25B の ASR も時間外 -1.4% で反応薄。YTD -33% の過剰悲観が既に織り込み済み + 座席課金モデル懸念で強気派の再評価ラリーは未達。Q2 の前四半期比成長の証明が分岐点。

  12. 決算WMT Q1 FY277

    WMT Q1 FY27 — 売上 +2.5% / 米国既存店 +4.1% / eコマース +26% と中身は堅調も、燃料費・薬価規制で GAAP 減益。株価 −7% も通期据置で『逆風は一時的』

    米国既存店 +4.1%・eコマース +26% と消費は底堅いが、燃料費 + 薬価規制で GAAP 減益 (純利益 −12%)、株価 −7%。ただし通期ガイダンス据置で『逆風は一時的』。中身の強さと利益の逆風が同居する『消費者の体温計』。

  13. 決算NVDA Q1 FY2714

    NVDA Q1 FY27 — 売上 $81.6B (+85%) / データセンター $75.2B (+92%) のクリーンビート、配当 25 倍 + $80B 自社株買いで『成長 × 還元』へ転換。Q2 は $91B ガイド

    売上 $81.6B (+85%)・データセンター $75.2B (+92%)・Q2 $91B ガイドの三拍子クリーンビートに、配当 25 倍 + $80B 自社株買いが加わり『成長 × 還元』へ転換。決算前ラリーの反動で初動は muted も、複数ハウスが目標株価を引上げ。AI 設備投資サイクルはなお拡張局面。

  14. 決算HD Q1 FY267

    HD Q1 FY26 — 売上 $41.8B (+4.8%) は小幅ビートも既存店 +0.6% と力強さ欠く。GAAP 減益 + 住宅市場の弱さで複数社が目標引下げ、『ヘッドラインより中身』の決算

    売上 $41.8B (+4.8%)・調整後 EPS $3.43 は小幅ビートも、既存店 +0.6% と力強さを欠き GAAP 減益。高金利の住宅市場で大型リフォーム先送りが続き、複数社が目標株価を引下げ。『ヘッドラインより中身』の決算。

  15. 決算CSCO Q3 FY267

    CSCO Q3 FY26 — 売上 $15.84B (記録) のクリーンビート、AI インフラ受注 $1.9B (前年比 3 倍) で通期 AI 受注を $9B へ引上げ。株価 +15%、老舗が『AI ネットワーク銘柄』へ再評価

    売上 $15.84B (記録)・総受注 +35%・AI インフラ受注 $1.9B (前年比 3 倍) のクリーンビートで、通期 AI 受注を $9B へ引上げ。株価 +15%、HSBC が格上げ。配当株だった老舗が『AI ネットワーク銘柄』へ再評価。

  16. 決算ARM Q4 FY2617

    ARM Q4 FY26 — 記録更新ビートも『需要 $2B 超 vs 供給 $1B』のキャップを嫌気し翌日 -7%、その後 AGI CPU / NVIDIA Vera 材料で $213 → $418 へ約 2 倍に急騰した逆説の四半期

    売上 $1.49B (+20%)・EPS $0.60 の記録更新ビートも、AGI CPU の『需要 $2B 超 vs 供給 $1B 据え置き』と通期見通し非開示を嫌気し翌日 -7%。その後 NVIDIA Vera / RTX Spark 材料で $213 → $418 へ約 2 倍に急騰した逆説の四半期。

  17. 決算AMD Q1 FY268

    AMD Q1 FY26 — 売上 $10.3B (+38%) / データセンター $5.8B (+57%) のクリーンビート、翌日 +17% ($416) で過去最高値。8 社が目標引上げ、KeyBanc は $530

    売上 $10.3B (+38%)・データセンター $5.8B (+57%)・FCF 3 倍のクリーンビート + Q2 $11.2B ガイドで翌日 +17% ($416) の過去最高値。8 社が目標引上げ。AI 半導体の『二番手』が EPYC + Instinct の二本柱でデータセンター企業へ転換。

  18. 決算PLTR Q1 FY268

    PLTR Q1 FY26 — 売上 +85% / 米国商用 +133% の記録的決算 + 通期ガイダンス 10pt 引上げでも、PER 約 215 倍ゆえ翌日 −6.9%。『好決算で売られる』高バリュエーションの逆説

    売上 +85%・米国商用 +133%・Rule of 40 が 145% + 通期ガイダンス 10pt 引上げの記録的決算でも、PER 約 215 倍ゆえ翌日 −6.9%。ファンダは最強級だが『好決算でも売られる』高バリュエーション リスクが前面に出た逆説の決算。

  19. 決算AAPL Q2 FY2622

    AAPL Q2 FY26 — 売上 $111.2B (+17%)・EPS $2.01 (+22%) で過去最高の 3 月期、iPhone 17 が史上最人気で iPhone +22% / Greater China +28%。$100B 自社株買い追加

    売上 $111.2B (+17%)・EPS $2.01 (+22%) で過去最高の 3 月期。iPhone +22%、Greater China +28% と約 4 年ぶりの強さ。Q3 ガイド +14〜17% は市場想定を大幅に上回り、$100B 自社株買い追加。総合判断: 強気。

  20. 決算LLY Q1 FY2619

    LLY Q1 FY26 — 売上 $19.8B (+56%) / GLP-1 $12.8B のクリーンビート、通期売上を $82-85B・調整後 EPS を $35.50-37.00 へ引上げ。Mounjaro WW +125% で当日 +9.8%

    売上 $19.8B (+56%)・調整後 EPS $8.55 (+156%) で上振れ、Mounjaro WW $8.7B (+125%) の GLP-1 が牽引。通期を売上 $82-85B・EPS $35.50-37.00 へ引上げ、株価当日 +9.8%。総合: 強気。

  21. 決算AMZN Q1 FY2617

    AMZN Q1 FY26 — 売上 $181.5B (+17%) / AWS $37.6B (+28%、15 四半期ぶり最速) のクリーンビート、全社営業利益率 13.1% は過去最高。ただし Q1 設備投資 $44.2B と FCF 激減が論点

    売上 $181.5B (+17%)・AWS $37.6B (+28%、15 四半期ぶり最速)・営業利益率 13.1% 過去最高の三拍子クリーンビート。ただし Q1 設備投資 $44.2B 急増で TTM フリーキャッシュフローは $1.2B (-95%) へ激減し時間外 -3%、AI 投資の回収力が次の論点。

  22. 決算GOOGL Q1 FY2619

    GOOGL Q1 FY26 — 売上 $109.9B (+22%) / Google Cloud +63% の加速、Cloud 営業利益率 32.9% へ急改善で時間外 +7%。ただし通期設備投資を $180-190B へ再増額

    売上 $109.9B (+22%)・Google Cloud +63% で 11 四半期連続二桁成長、Cloud 営業利益率が 17.8% → 32.9% へ急改善し時間外 +7%。EPS $5.11 は非上場株評価益込みで本業は営業利益 +30%。通期設備投資 $180-190B 再増額が次の論点。

  23. 決算META Q1 FY2617

    META Q1 FY26 — 売上 $56.3B (+33%) / EPS $10.44 で表面はビートも、2026 年設備投資を $125-145B へ引上げ + 一過性の税効果で実力 EPS は $7.31。時間外で約 −7%

    売上 $56.3B (+33%)・広告 +33% と本業は力強いが、2026 年設備投資を $125-145B へ引上げ、EPS $10.44 も一過性税効果込みで実力は約 $7.31。AI 投資の重さと DAP の前 Q 比微減が嫌気され表面ビートでも時間外 −7% の mixed。

  24. 決算MSFT Q3 FY2623

    MSFT Q3 FY26 — 売上 $82.9B (+18%) / Azure +40% のクリーンビート、AI 売上 ラン レート $37B (+123%)。ただし FY26 設備投資 $190B (+61%) への警戒で反応薄

    売上 $82.9B (+18%)・EPS $4.27・Azure +40% のクリーンビートに AI ラン レート $37B (+123%)・RPO $627B が加わる強い中身。だが FY26 設備投資約 $190B (+61%) がコンセンサス超で嫌気。論点は『需要』から『回収のタイミング』へ。

  25. 決算TSLA Q1 FY2618

    TSLA Q1 FY26 — 売上 $22.39B (+16%)・粗利率 21.1% でマージン回復、Non-GAAP EPS $0.41 上振れ。だが納車 35.8 万台は予想下振れ・GAAP 純利益 $477M、設備投資を $25B 超へ引上げて時間外の上げを吐き出す

    売上 $22.39B (+16%)・粗利率 21.1% で 5 四半期ぶり高マージン、Non-GAAP EPS $0.41 は上振れ。だが納車 35.8 万台は予想割れ・GAAP EPS $0.13 と薄利、設備投資 $25B 超へ引上げ時間外 +4% を吐き出した弱い決算。

  26. 決算UNH Q1 FY2619

    UNH Q1 FY26 — 売上 $111.7B (+2%)・調整後 EPS $7.23 で上振れ、医療費率 (MLR) 83.9% へ改善し通期見通しを引上げ。前年の急落からの立て直しが始動

    売上 $111.7B (+2%)・調整後 EPS $7.23 で上振れ、医療費率 (MLR) 83.9% へ改善し通期を調整後 EPS >$18.25 へ引上げ。前年の下方修正連鎖が止まり寄り前 +5-7%。ただし Optum Health の営業利益 -15% で回復は道半ば。