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Bull Note米国株 デイリー戦略ノート

INDICATOR · 2026年7月

まちまち
ism-servicesISM 非製造業景気指数 (ISM Services PMI) 7月·2026年8月05日(水) 10:00 ET18

7月分 ISM 非製造業景気指数 — 事業活動 59.1% へ加速する裏で雇用が 47.4% へ転落。製造業と雇用の符号が 33 か月ぶりに逆転した

ISM 非製造業景気指数 (ISM Services PMI) 7月分は総合 54.1% と市場予想 54.5% をわずかに下回ったが、25 か月連続で拡大圏を維持した。中身は三方向に引き裂かれている。事業活動指数は 59.1% と前月比 +3.7pt で 2026年2月以来の高水準へ跳ね、新規受注も 57.2% へ伸びた一方、雇用指数は 47.4% と前月比 -3.8pt で拡大圏に 1 か月留まっただけで縮小圏に逆戻りした。仕入価格は 70.3% と直近 5 か月で 4 回目の 70% 超えである。最も重要なのは製造業との対比で、2 日前に発表された ISM 製造業の雇用指数が 52.8% と 33 か月ぶりに拡大圏へ転じた同じ月に、非製造業の雇用が縮小へ落ちた。米国雇用の約 8 割を担うサービス業が先に折れた形で、JST 8/7 (金) の米雇用統計 (NFP) への下方リスクを示す。

総合 54.1% は 25 か月連続の拡大圏だが、事業活動 +3.7pt と雇用 -3.8pt がほぼ同幅で逆方向に動いた。仕事量は増えているのに人を採っていない。仕入価格 70.3% が FRB の手を縛る。

ヘッドライン数字

総合 (Services PMI)

54.1%下振れ

コンセンサス: 54.5%

前月: 54.0%

25 か月連続の拡大圏。12 か月平均 53.4% は上回る

事業活動 (Business Activity)

59.1%上振れ

コンセンサス:

前月: 55.4%

+3.7pt。2026年2月以来の高水準

雇用 (Employment)

47.4%下振れ

コンセンサス: 51.2%

前月: 51.2%

-3.8pt。1 か月で縮小圏に逆戻り、3 月以来の速い縮小

仕入価格 (Prices)

70.3%下振れ

コンセンサス: 65.0%

前月: 67.7%

110 か月連続の上昇圏。直近 5 か月で 4 回目の 70% 超え

実績 vs 予想 vs 前回

総合 (Services PMI)

前回
54.0%
予想
54.5%
実績
54.1%
下振れ

事業活動 (Business Activity)

前回
55.4%
実績
59.1%
上振れ

雇用 (Employment)

前回
51.2%
予想
51.2%
実績
47.4%
下振れ

仕入価格 (Prices)

前回
67.7%
予想
65.0%
実績
70.3%
下振れ
ヘッドライン項目ごとの前回・コンセンサス予想・実績。緑=予想上振れ、赤=下振れ。バー長は各項目内での相対値。

内訳 (サブカテゴリ別)

カテゴリ補足
新規受注 (New Orders)57.2%+2.1pt。14 か月連続の拡大
入荷遅延 (Supplier Deliveries)52.8%-1.6pt。20 か月連続の遅延だが緩和方向
在庫 (Inventories)51.4%+0.2pt。小幅拡大
受注残 (Backlog of Orders)50.9%-4.0pt。拡大鈍化。追加採用の必要性低下を示唆
新規輸出受注 (New Export Orders)52.0%+1.6pt。拡大加速
輸入 (Imports)51.8%+2.4pt。拡大圏へ復帰
在庫センチメント (Inventory Sentiment)52.5%-0.1pt。39 か月連続で「多すぎる」
拡大業種13 業種 / 18 業種小売・運輸倉庫・卸売・情報・建設・金融保険・公益など
縮小業種4 業種農林水産、その他サービス、ヘルスケア・社会扶助、不動産・賃貸

市場反応 (発表後)

S&P 500

-0.17%

7,723.55。4 連騰が止まった

NASDAQ 総合

-0.83%

26,363.44。5 営業日ぶり反落

Dow Jones

+0.49%

54,349.12。3 日連続の最高値更新

Russell 2000

-0.59%

3,019.19

VIX

-4.18%

15.81。リスク選好は維持

10Y Yield

-1.0bp

4.617%。雇用系データ下振れで債券買いだが反応は限定的

30Y Yield

-1.6bp

5.174%。長期ほど低下幅が大きい

DXY

-0.22%

99.67

GLD (金 ETF)

+4.14%

利上げ観測の後退を最も素直に織り込んだ資産

XLV (ヘルスケア)

+1.27%

セクター上位。ISM では縮小業種だが資金は流入した

XLU (公益)

-1.02%

金利低下にもかかわらず下落。2 日連続

公式情報源

1 行サマリ

ISM 非製造業景気指数 (ISM Services PMI) 7 月分は総合 54.1% と市場予想 54.5% をわずかに下回ったが、25 か月連続で拡大圏を維持した。だが総合値のわずかな上振れ (54.0 → 54.1) はノイズにすぎない。

この統計の情報価値は、事業活動指数が +3.7pt (55.4% → 59.1%)、雇用指数が -3.8pt (51.2% → 47.4%) と、ほぼ同じ幅で逆方向に動いたことにある。企業は仕事量が増えているのに人を採っていない。しかも仕入価格は 70.3% と直近 5 か月で 4 回目の 70% 超えである。

需要は強い・雇用は割れる・コストは上がるという三方向に引き裂かれた構図で、単純な減速でも加速でもない。ナラティブ パターンは ③ まちまちだが、実質的にはややタカ派寄りのスタグフレーション型と読むのが妥当だろう。

🎯 要点: 最も重要な発見は製造業との対比にある。 2 日前に発表された ISM 製造業の雇用指数は 52.8% と 33 か月ぶりに拡大圏へ転じた。その同じ月に、非製造業の雇用が縮小へ落ちた。両者の符号が久しぶりに逆転している。


数字の中身

全サブ指数

指数2026年7月2026年6月前月比方向
総合 (Services PMI)54.1%54.0%+0.1拡大 (25 か月連続)
事業活動 (Business Activity)59.1%55.4%+3.7拡大加速
新規受注 (New Orders)57.2%55.1%+2.1拡大加速 (14 か月連続)
雇用 (Employment)47.4%51.2%-3.8縮小へ転落
入荷遅延 (Supplier Deliveries)52.8%54.4%-1.6遅延継続 (20 か月連続)
在庫 (Inventories)51.4%51.2%+0.2拡大
仕入価格 (Prices)70.3%67.7%+2.6上昇加速 (110 か月連続)
受注残 (Backlog of Orders)50.9%54.9%-4.0拡大鈍化
新規輸出受注 (New Export Orders)52.0%50.4%+1.6拡大加速
輸入 (Imports)51.8%49.4%+2.4拡大へ復帰
在庫センチメント (Inventory Sentiment)52.5%52.6%-0.1「多すぎる」(39 か月連続)

コンセンサス比では、下振れしたのが「量」(総合 54.1% vs 予想 54.5%、雇用 47.4% vs 予想 51.2%)、上振れしたのが「値段」(仕入価格 70.3% vs 予想 65.0%) という並びになった。この配置こそが、この統計をスタグフレーション的に読ませている最大の理由である。

水準論でいえばサービス業は 1 年前より明確に強い。Haver Analytics の集計によれば、総合 54.1% は 12 か月平均 53.4% を上回り、2025 年 7 月の 50.5% からは大幅に改善している。悪いのは水準ではなく内部の分裂である。

📚 用語: 拡散指数 (Diffusion Index) と 50 ラインとは ISM 系の指数は「前月比で改善した」と答えた企業の比率に「変わらず」の半分を足して算出する。50% がちょうど拡大と縮小の分岐点で、53〜54 は「拡大しているがブームではない」水準にあたる。重要なのは絶対値より方向と 50 からの距離で、雇用 47.4% は「サービス業の回答企業のうち、雇用を減らしたと答えた側が増やした側を上回った」ことを意味する。ただし拡散指数は変化のを測らないため、「多くの企業が少しずつ減らした」場合も「一部が大幅に減らした」場合も同じ値になりうる。

業種別 — 18 業種中 13 業種が拡大

拡大を報告したのは 13 業種で、小売業 (Retail Trade)、運輸・倉庫 (Transportation & Warehousing)、卸売業 (Wholesale Trade)、企業経営・支援サービス (Management of Companies & Support Services)、情報 (Information)、建設 (Construction)、宿泊・飲食 (Accommodation & Food Services)、行政 (Public Administration)、公益事業 (Utilities)、教育サービス (Educational Services)、鉱業 (Mining)、専門・科学・技術サービス (Professional, Scientific & Technical Services)、金融・保険 (Finance & Insurance) が並んだ。

縮小は 4 業種のみで、農林水産・狩猟 (Agriculture, Forestry, Fishing & Hunting)、その他サービス (Other Services)、ヘルスケア・社会扶助 (Health Care & Social Assistance)、不動産・賃貸 (Real Estate, Rental & Leasing)。

不動産・賃貸の縮小は住宅ローン金利の高止まりを、ヘルスケアの縮小は人手と償還レートの制約を反映しているとみられ、金利感応セクターが局所的に痛んでいる構図が読み取れる。

回答者コメント — 関税より「価格」と地政学

ISM 公式レポート内の回答者コメントで特徴的なのは、7 月に入って関税と中東情勢への言及頻度が明確に下がった点である。ISM のサービス業調査委員会議長 Steve Miller は次のように述べている。

関税の影響と中東紛争は引き続き回答者に言及されたが、過去のレポートに比べてその頻度は大幅に減少した。 — Steve Miller (ISM サービス業調査委員会 議長)

一方でコスト圧力の訴えは業種横断で残る。建設業からは「値引きを増やしているのに売上は下がり続けている。あらゆる方面からコスト圧力が高まっている」、運輸・倉庫からは「状況は前月からほぼ変わらないが、例外は価格で、上昇が続いている」と、値引きしても売れないのに仕入れコストだけ上がるという最も苦しい形の報告が上がった。

AI 投資関連では、公益事業から「電力設備の資材需要が高く、生産枠をめぐって電力会社間で競争が起きている」というコメントが出ており、データセンター電力需要が電力設備の調達競争を引き起こしている実態が、サービス業側の調達現場からも裏付けられた。小売業も「店舗設備向けのネットワーク機器 (インターネット アクセス ポイントとスイッチ) のリードタイムが 4〜6 か月」と報告している。


市場反応 (US 8/5 (水) 引け値)

資産終値前日比
S&P 5007,723.55-0.17%
NASDAQ 総合26,363.44-0.83%
Dow Jones54,349.12+0.49% (最高値更新)
Russell 20003,019.19-0.59%
VIX15.81-4.18%
10 年債利回り4.617%-1.0bp
30 年債利回り5.174%-1.6bp
DXY99.67-0.22%
GLD (金 ETF)389.64+4.14%

この日の株価の方向を決めたのは ISM でも ADP でもなかった。 市場を動かしたのはホルムズ海峡の再開協議進展 (ダウを押し上げ) と、SpaceX の設備投資 $183.7 億・アルファベットの AI 幹部離脱 (ナスダックを押し下げ) という個別材料である。指数が分裂したのはそのためだ。

雇用系データの弱さを最も素直に織り込んだのは金の +4.14% だった。利上げ観測の後退・ドル安・実質金利の低下という 3 点が重なっている。債券市場の反応は 10 年債 -1.0bp と控えめで、「9 月利上げは無くなった」とまでは断定していない。

⚠️ 注記: 発表当日の市場データは情報源によって大きく食い違う。 一部媒体は同日を「S&P500 +1.8%・ダウ +1.7%」と報じているが、これは US 8/4 (火) の値である。本記事の数値は US 8/5 (水) の引け確定値を採用した。指標記事では「発表日の引け」と「その前日の引け」の取り違えが起きやすいため、複数ソースで日付を確認する必要がある。


金融政策への含意

9 月利上げは「五分五分」に戻った

2026 年 6 月 FOMC (連邦公開市場委員会) でタカ派ピボットが決まり、ドット中央値が 3.4% → 3.8% へ反転して以降、市場は 9 月利上げの織り込みを高めてきた。7 月下旬には約 82% まで上昇していたが、US 8/5 の ADP (+4.4 万人) と ISM 雇用 (47.4%) が同日に下振れしたことで、この織り込みは 57% 前後まで押し戻された

ING の James Knightley は「我々の予想どおりの結果になれば、市場が織り込む 9 月の利上げは五分五分の状態に戻る可能性が高い」と指摘している。

ただし仕入価格 70.3% が手を縛る

FRB にとって難しいのは、雇用の弱さと同時に仕入価格 70.3% が出ていることである。雇用だけを見れば利上げを見送る理由になるが、価格指数は 110 か月連続の上昇圏で、直近 5 か月のうち 4 回が 70% 超え。Miller 議長もこの粘着性を強調した。

サービス業の仕入価格は消費者物価指数 (CPI) のサービス項目へ 2〜3 四半期遅れで波及する傾向があるため、雇用の弱さを理由に利上げを見送っても、インフレ側の宿題は残る

📚 用語: 仕入価格指数 (Prices Paid) とは 調達コストが前月比で上がったと答えた企業の比率から作る拡散指数。ISM 系サブ指数の中で最も先行性が高くインフレとの相関が強いとされ、60% 超が続くと川下への価格転嫁圧力を示唆する。70% 超は歴史的に見て強いインフレ局面の水準にあたり、金融引き締めを継続する根拠として FRB が参照しやすい。ただし「値上げできている」のか「コストを飲んでいる」のかはこの指数だけでは判別できず、事業活動や受注残と併読する必要がある。


製造業との対比 — 33 か月ぶりの雇用クロスオーバー

US 8/3 発表の 7 月分 ISM 製造業景気指数と並べると、この月の特異性が浮かび上がる。

指数製造業 (7月)非製造業 (7月)含意
総合55.6%54.1%製造業が逆転
雇用52.8% (33 か月ぶり拡大)47.4% (縮小転落)完全に逆方向
仕入価格71.1% (低下)70.3% (上昇)双方 70% 超
新規受注56.7%57.2%双方堅調

この雇用のクロスオーバーは局面のサインとして重要である。 米国の雇用の約 8 割はサービス業が担うため、製造業の 33 か月ぶりの採用再開は絶対数では小さく、サービス業の縮小転落のほうが雇用統計へのインパクトは大きい

ただし製造業の回復には、関税による国内回帰と AI 関連の設備投資が効いている可能性がある。構造的な追い風を受けたセクターと、金利に痛めつけられたセクターの二極化として読むのが妥当だろう。仕入価格が双方 70% 超という点は、インフレが特定セクター固有ではなく経済全体の問題であることを示している。

📚 用語: 受注残 (Backlog of Orders) とは 未消化の受注量の増減を示す拡散指数。新規受注が伸びているのに受注残が減る (今回 54.9% → 50.9% の -4.0pt) 場合、企業が既存の仕事を消化するスピードのほうが速いことを意味する。これは生産能力に余裕がある証拠であり、追加採用の必要性が下がる。雇用指数 47.4% への転落と整合的で、「仕事はあるが人を増やすほどではない」という企業判断を裏付けている。


アナリスト解釈

  • James Knightley (ING チーフ国際エコノミスト): 「雇用は 51.2 から 47.4 へと縮小圏に逆戻りした」とした上で、価格については「インフレ圧力は依然として高く、仕入価格は 70.3 と 6 か月平均をわずかに上回る」と冷静に位置づけた。7 月の米雇用統計 (NFP) は +7 万人程度を予想 (コンセンサス +8 万人をやや下回る)
  • Adam Button (InvestingLive): 「このレポートは予想を下回ったが、事業活動と新規受注には前向きなサインがあった」としつつ、雇用は「50 を大きく割り込んだ」と強い表現を使用。一時要因の可能性に触れながらも「インフレが上昇する一方で雇用が弱まるという同時進行こそが懸念材料だ」と指摘し、「これは金曜の米雇用統計の重要性を高め、下方リスクを加える」と述べた
  • Steve Miller (ISM サービス業調査委員会 議長): 「全体として、米国のサービス経済は引き続き底堅い。住宅ローン金利とインフレ率に関する懸念は依然として存在する」 — 不動産・賃貸業が縮小業種に入っていることと符合する

マクロ予想面では、Goldman Sachs が第 3 四半期の成長率を 2.4% でトラッキング (第 2 四半期の当初推計 1.5% から上方修正)、Oxford Economics が 2026 年の GDP (国内総生産) 成長率予想を 0.2pt 引き上げて 2.3%、ヘッドライン インフレ予想を 0.4pt 引き下げて 3.2% とした。成長は上方・インフレは下方という組み合わせで、市場の一部はこの統計をスタグフレーションではなく「良い減速」と読んでいる。


8/7 米雇用統計 (NFP) への示唆

JST 8/7 (金) 21:30 発表の 7 月分 米雇用統計に向けて、ISM 雇用指数の縮小は明確な下方リスクとなる。同日の ADP +4.4 万人は 6 か月ぶりの弱さで、ISM と ADP という独立した 2 つのソースが同方向を指した点が重い。

全米独立企業連盟 (NFIB) の中小企業の採用意欲も 5 月・6 月ともに弱く、採用を計画する企業のネット比率は平均 10% と 6 年ぶりの低さにある。

⚠️ 注記: ISM 雇用指数の急落には一時的要因の指摘もある。 一部アナリストは、ワールドカップと建国 250 年 (USA 250) 関連の一時雇用の反動が含まれる可能性を指摘している。単月で構造変化と断じるのは早い。2 か月連続の縮小が確認されて初めて、一時要因説は否定される。


マクロ含意と長期投資家の視点

この指標が示唆する局面

「需要は底堅いが、労働市場が先に折れ始めた後期サイクル」が最も整合的な読みである。事業活動 59.1% と新規受注 57.2% は景気後退の数字ではない。だが雇用が縮小し受注残が減っているということは、企業が「今の受注は消化できるが、先行きに人を張るほどの確信はない」と判断していることを意味する。これは歴史的に、景気拡大の終盤で最初に現れるサインである。

ポジショニング示唆

シナリオ含意
雇用の弱さが主導 (ハト派的)利上げ観測の後退で高デュレーション資産に追い風。ただし金利感応かつ雇用集約的な業種 (不動産・賃貸、ヘルスケア) は ISM 業種別で既に縮小圏にある
仕入価格の粘着が主導 (タカ派的)価格転嫁力のない業種のマージンが削られる。生活必需品 (XLP) のディフェンシブ性が相対的に効きやすい
両方同時 (現在の姿)一般消費財 (XLY) は雇用悪化が実質所得経路で効いてくるため、雇用統計の確認までは判断を保留するのが妥当。エネルギー (XLE) は原油続落が逆風だが、中東情勢次第で反転しうる非対称性を持つ

次回 JST 9/3 (木) 23:00 発表で確認すべきこと

  1. 雇用指数が 50 を回復するか — 2 か月連続の縮小なら一時的要因説は否定される
  2. 事業活動 59.1% の加速が続くか — 需要と雇用の乖離がさらに開くか、需要側が追いついて落ちるか
  3. 仕入価格が 70% を割るか — 5 か月で 4 回の 70% 超えという粘着性が崩れるかどうか
  4. 受注残 50.9% が 50 を割るか — 割れば「仕事そのものが減り始めた」ことになり、意味が大きく変わる
  5. 製造業と非製造業の雇用の乖離が継続するか — 続けば関税・AI 投資による構造的な産業再配置の証拠になる

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データソース・引用

一次資料 (ISM 公式)

解説・アナリスト

市場・マクロ


免責: 本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘や個別銘柄の売買推奨ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。記載されたデータは執筆時点のものであり、正確性を保証するものではありません。

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免責: 本記事は情報提供のみを目的としています。投資勧誘や個別銘柄の売買推奨ではありません。 最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。