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Put/Call Ratio約 3 分Put/Call レシオとは|意味・見方・逆張り指標としての使い方をわかりやすく
読み: ぷっとこーる れしお
プットオプションとコールオプションの出来高比率から投資家心理を測るセンチメント指標。一般に高いと弱気過熱、低いと強気過熱とされ、相場の行き過ぎを測る「逆張り (コントラリアン)」指標として使われる。
ひとことで言うと: Put/Call レシオ (Put/Call Ratio) は、下げに備えるプットと上げに賭けるコールの出来高比率から市場の弱気・強気を測る指標で、極端な値は「行き過ぎ」のサインとして逆張りの目安に使われます。
Put/Call レシオとは
Put/Call レシオ (Put/Call Ratio) は、一定期間に取引されたプットオプション (売る権利) の出来高を、コールオプション (買う権利) の出来高で割った比率です。米国では Cboe (シカゴ・オプション取引所) が代表的な算出元で、日次などで公表されています。
- プット は原資産が下がると利益が出る権利で、下落への備え (ヘッジ) や弱気の見方を表します。
- コール は原資産が上がると利益が出る権利で、上昇への期待 (強気) を表します。
したがって、プットの出来高がコールより多ければレシオは高く (1 を超え)、コールが多ければレシオは低く (1 を下回り) なります。レシオが大きいほど投資家が弱気に傾き、小さいほど強気に傾いている、と読むのが基本です。
なぜ重要か / 株式市場での見方
Put/Call レシオは、投資家心理が一方向に偏りすぎていないかを測るセンチメント指標として使われます。特徴的なのは、多くの場合「逆張り (コントラリアン)」の発想で解釈される点です。
一般的な目安としては、
- レシオが高い (おおむね 1.0〜1.2 を超える) とき: 弱気が過熱した状態。悲観が極まると売りが出尽くして反発しやすい、として買いシグナル寄りに読まれることがあります。
- レシオが低い (おおむね 0.7 を下回る) とき: 強気が過熱した状態。楽観が行き過ぎていると見て、調整への警戒として読まれることがあります。
なぜ逆張りになるかというと、市場参加者の多くが同じ方向に賭けきった局面では、新たな買い手 (または売り手) が枯れて、相場が反対方向へ振れやすくなるという経験則があるためです。
ただし、これらの数値はあくまで目安で、唯一の正解値があるわけではありません。指数全体のレシオか個別銘柄か、また equity-only か index を含むかで水準は変わります。単独で売買を決めるより、相場のトレンドや他のセンチメント指標と組み合わせて「行き過ぎの確認材料」として使うのが実践的です。
関連する用語・指標
同じく投資家心理を測る指標として VIX (恐怖指数) があります。VIX が「予想変動率の大きさ」から不安の度合いを測るのに対し、Put/Call レシオは「実際のオプション売買の偏り」から強気・弱気を測ります。両者を併せて見ると、市場のムードをより立体的につかめます。